Blog16-004.政治経済を語る。「韓国と台湾、韓国民と台湾の人の関係は?」(順次積み立てで記述中)
●1月17日記述。
韓国(与党、野党、一般国民)と台湾(与党、野党、一般国民)資料収集には時間がかかると思います。
安らぎ文庫HP→チャイナネット(日本語)=台湾放送や、韓国の主要メディアへのリンクを掲載しています。
http://h-takamasa.com/custom15.html
台湾総統選の補足→ 私が注目してるのは韓国の報道です。
本日の朝鮮日報、中央日報、ハンギョレ日本語版では記事はありません。
注目理由は日本の植民地政策で台湾と韓国をいがみ合わす政策がとられた可能性が高く、その悪影響が払拭されているかどうかという視点です。
●1月19日記述。
台湾総統選、2016年1月16日投票。
蔡英文(さい えいぶん、ツァイ・インウェン、1956年8月31日 ~)当選。
①日本との関係→2015年安倍総理を意識して山口県訪問。安倍総理との会談?は不明としておく。ただし蔡氏は枝野氏などとも会談している。
②朴槿恵氏との関係→朴氏は今回の総統選勝利への祝電はだしていない。しかし、その逆はあったと聞いているし、朴氏の自叙伝の推薦文を書いたのが蔡氏であった。
③李登輝氏との関係→1990年代に当時の李登輝総統に見いだされ、対中政策のブレーンを務めた。
※現在、資料収集中である。同時に、韓国(与党・野党・一般国民)と台湾(与党・野党・一般国民)の関係も資料収集中である。
本日(2016年1月19日)も、朝鮮日報、中央日報、東亜日報、ハンギョレ各日本語版には台湾総統関連のニュースはない。
●2016年1月21日記述。
韓国と台湾。
植民地政策は多くの弊害を残した。もし、植民地支配がなければインドでヒンズー教徒とイスラム教徒が対立したであろうか。もし、パレスチナが植民地化されていなければ、今日のパレスチナ問題が生じたであろうか(イギリスの二枚舌問題は今は記さないが)。
こうした事実を知っているが故に、また2013年にソウル訪問をしたときにも、台湾と韓国の国民感情問題を考えることがあった。その原因の一つに、日本の植民地政策があったならば、その問題の解決への尽力を日本はすべき義務がある。
特に、日本の植民地時代に対コリアンと対台湾では、政策的に温度差を設けて対応したと聞いたことがあるためなお更である。温度差を設けた理由は非植民地国が一致団結しないための分断である。
今回は、以下の資料のみ掲載する。
◎台湾から見た場合
台湾の人々の「最も好きな国や地域」世論調査(交流協会台北事務所実施)では、日本が43%、米国・中国・シンガポールが各7%、韓国は2%にすぎない。2008年。2011年でも日本は42%、韓国は2%にすぎない。中国大陸と米国が各8%となっている。
◎日本と韓国。
韓国に対する印象を「良い」「どちらかといえば良い」と回答する日本人は20.5%と2割にとどまる一方で、「良くない」「どちらかといえば良くない」との回答は54.4%と半数を超え、昨年の37.3%より更に17.1ポイント悪化した。一方、日本に対する印象を「良い」「どちらかといえば良い」と回答した韓国人は昨年よりも増加したが、17.5%と2割に届かなかった。「良くない」「どちらかいえばよくない」との回答は70.9%と昨年に比べ5.7ポイント改善したものの、依然として7割が日本に対してマイナスの印象を持っている。(EAI、2014年調査より)
http://www.genron-npo.net/world/archives/5246.html#1
BBCの調査では、日本への好感度は、2012年韓国(日本への好感度38%)、中国(同16%)、2013年度が韓国(21%)、中国(17%)となっている。
なお、韓国の台湾に対する好感度調査は中国と台湾を分離して調査しない方針なのか、現時点では私の手元に資料はない。
今回の、台湾総統選挙での、韓国メディアがほとんど取り上げないため疑問に思い今回の文章を記した。また、私自身が2013年ソウルを訪問したときから気になっていた事項でもある。
安倍政権の重要課題の一つが、近隣諸国・地域同士の親近感を高めることではあるまいか。それは安保法制以上に、日本の安全にとって不可欠と思う。
私自身も、この課題(近隣諸国・地域の草の根の友好)についての資料集めと幾つかの実践を行う予定でいる。
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NSへの書込の最初の文書
台湾総統選、2016年1月16日投票。
蔡英文(さい えいぶん、ツァイ・インウェン、1956年8月31日 ~)当選した。
その日、日本、米国などはニュースで大きく報道した。VOAではこの日一番注目を集めたニュースであった。
しかし、本日(2016年1月19日)も、朝鮮日報、中央日報、東亜日報、ハンギョレ各日本語版には台湾総統関連のニュースはなかった。一つの中国論だけではないように思えて少し調べたことを私のHPへ掲載している。