四章第四節・卑怯な日本人の一部の手口(上)

《見出し》昨年の不可思議な選挙に関する情報公開。内容は◇―1・2017年総選挙を振り返って―不可思議なことへの四つの仮説、◇―2・卑怯な手口の日本人―北朝鮮問題、◇―3・卑怯な手口の日本人―集団的自衛権は安倍晋三氏は犠牲に過ぎず?雰囲気。(次回)◇―4・新たな国際組織の必要性、◇―5は?

卑怯なとは安倍晋三氏などをさしており、田原総一郎氏ではない。田原氏には何か考えがあったのであろう。

《全箇所共通注意事項》

(1)著作は、原則として、十二回の見直しをして作成している
(ブログは、通常、一回程度の見直ししかしていない。)
今回の原稿は、この十二回の見直し以前の単なるメモである。
そこで、作品時点では大きく様変わりするであろう。
それを頭に入れて読んでいただきたい。

(2)この文書は、故意に嘘(うそ)を10パーセント程度いれている。

どこが嘘かは公開できない。善良な第三者に迷惑をかけないための措置である。
総論として、この文書はフィクションとして書いている。

(3)『日本のフィクサーME』登場人物のキャラクターなどは以下を参照願いたい。
安らぎ文庫>>6-1・『日本のフィクサーME・下』《『日本のフィクサーME』登場人物の紹介》
http://h-takamasa.com/book-01/custom57.html

◎風景描写→字数の関係で、メモではごく一部を除き風景描写は原則として大きく省略する。

 

しばらく、見直しをほとんどせずに、細切れに書き上がったものを掲載予定。

本日眠い中での記述のため、ミスがあるかもしれません。

●最終修正:2018年5月3日から


日本のフィクサー〝ME〟Part5:4章第4節・卑怯な日本人の一部の手口(上)

→この節は長いので、最低でも二回に分けて掲載する。
次回掲載アドレス=http://hamatakachan.uh-oh.jp/?p=20198 (妨害防ぐため、2018/05/04 零時30分から下書きの一部掲載。残りや修正は後日)


《◇―1・2017年総選挙を振り返って》

布袋(ほてい):
(前回の四章・三節)で、2017年総選挙の謎についての四仮説は分かった。
まとめればこういうことだ。
①あわや政権交代が小池さん傲(おごり)り説でオジャン(細川護熙氏などの見解に近い)、
②米国陰謀説(矢部論文など)、
③新党阻止説(民進党と自民党の一部、それに小池百合子さんなどが計画した新党の動きをキャッチし、先に潰しに入った説で、選挙の一月以上前からマスコミで流された説)、
④ボンの言う、ボンの日本のフィクサーME続編メモを悪用して野党潰(つぶ)しと一部の人間が誤情報に騙(だま)された説(浜田説)。

こういうことだ。

しかし、④のボンの説には無理がある。



ボン:
僕もそうであってほしい。
だが、そうでないことが多い。
ともかく、僕はガラス張り全面情報公開を宣言したから、一定の時期に情報公開をしなければならない。

公開が早すぎるといつも、人は怪訝(けげん)な目で僕を見る。その状況がずっと続けば問題がない。ところが、数年すると、かなりの人が大急ぎで僕の書いた情報を集め回る。
後で述べる北朝鮮とアメリカの会談でも、僕は、昨年夏の終わり頃から臭いを感じていた。だから、例の意味不明のTwitterなどを掲載した。

昨年の総選挙も、もしかすると、後一年後くらいから、僕の情報公開に人が殺到するかもしれない。そうでないことを願うよ。



明神:
ボンちゃんサー、どうして、ボンちゃんの書いたことが当たったら困るのだい。


ボン:
南北首脳会談(2018年4月27日)を見ただろう。
金正恩氏の警備をみたかい。車の周りをSPが走って。
僕が海外に行くと、国によればあんな状態だ。

国内ではさほどではないが、それでも、少し遠方の旅となると金魚の糞(ふん)みたいにお供がついているよ。昨年の東京はまだましだった。いつもはあんなものではない。

自由も何もあったものではない。
大臣なども拘束されると言っても、それにふさわしい給料と待遇がある。年金もある。僕は一円ももらっていない。それに通常の大臣では僕ほど拘束されていない。


はかせ:
ところでですな、昨年(2017年)総選挙では安倍晋三様は、北朝鮮危機を煽(あお)っていましたね。
ボンさんが、先のツイッターを書いた後も半年ほど引き続いて。
特に、選挙前は、安倍様だけがつかんでいる情報によれば、同年終わりか来年初頭に北朝鮮と韓国で有事が計画されているのを知っているため、それで急いだのだ、と。国難選挙だ。だから、今こそ、北朝鮮に圧力と力で対抗を一番唱えていた安倍様が必要なのだ。急いで選挙せねば、有事に政治が空白になる。そこまで危機が迫っているのだ、と。


布袋:
はかせ、それは違うよ。
安倍殿が仰せなされたのではなく、田原総一郎氏が言ったのだ。
安倍の殿様は無関係だ。
はかせ、安倍様に失礼ではないか。

(いつもは、冷静な布袋さんが、珍しく怒って言った。何度も書いたように、布袋さんは保守本流である。明神君は左派の闘士である。私は党派中立宣言をしている。はかせはいずれも超越した、仙人である。
そこで、布袋さんは安倍晋三氏を安倍晋三様という。ところがはかせが揶揄(やゆ)して様を使ったため、今回は殿をつけてきた。明神君は安倍晋三と呼び捨てをする。私は通常は安倍晋三氏と言う。はかせは気分次第で言葉を使い分ける。)



《◇―2・卑怯な手口の日本人》

明神:
でもサー、僕は最初は、安倍晋三がサー、田原総一郎氏に極秘情報を流したと思った。もっともサー、極秘情報と言っても、総選挙に有利になるように仕組んでね。
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(参考)第48回衆議院議員総選挙(だい48かいしゅうぎいんぎいんそうせんきょ)は、2017年(平成29年)10月10日に公示され、10月22日に投票が施行された衆議院議員総選挙。同年9月28日、衆議院は第194回臨時国会冒頭で解散された。
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ボン:
いや、票集めのために極秘情報にみせかけただけかもしれない。現在の状況を御覧よ。


明神:
そうか。ボンちゃんサー、安倍晋三は田原総一郎氏を通じて、自分に有利なように情報を流し、もし違っていれば、その責任は全て田原総一郎氏にあるとしたのか。
そういえば、田原氏の公開文書は最初と後には少し違っていた物もあったしね。


ボン:
そのときの資料をみせよう。
これを見て御覧。
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安倍晋三首相は解散直前の記者会見で、こういった「年末年始危機説」には触れなかった。


色々な情報がある。一番極端な情報は…」
米国のトランプ大統領は11月下旬に訪日し、その後は中国に渡って習近平国家主席と会談する見通しだ。この会談について、田原氏は

「色々な情報がある。一番極端な情報は…」
と断った上で、トランプ氏が習氏に対して

「もしかすると米国が北朝鮮に武力行使する可能性がある。そのとき、中国は黙って見ててくれ」
などと打診するとの見方を示した。その上で、防衛省や外務省の幹部が田原氏に対して

「今年の年末から来年にかけて米国と北朝鮮の間で火を噴く危険性がある」
と発言し、安倍首相も側近に「それが大変心配だ」と言っている、とした。こういった事態が実際に発生すれば、日本にもミサイルが飛来する可能性があるため、防衛省や外務省の幹部は

「日本としては、そのための体勢を作らないといけない。そのために、できるだけ早く選挙をしたい」
と語り、

「安倍さん自身も、側近に、しきりにそのことを言っていた」
という。

安倍首相が解散を表明した9月25日の記者会見で説明された解散の理由は、消費税率2%の引き上げ分の税収約5兆円の使い道を変更する事や、北朝鮮対応についてだったが、「北朝鮮の年末年始危機説」自体には言及がなかった。

田原氏によると、「安倍さんの側近のひとり」は、その背景を
「それ言うと、国民が非常に危険視する。まったく触れない方がいい」
と説明したという。
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「米国と北朝鮮の間で火を噴く危険性」 田原総一朗氏が明かす衆院解散「本当の理由」
2017年10月13日 19時12分 J-CASTニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/13744525/
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布袋:
ボンでも最初に、田原総一郎氏は《「安倍晋三首相は解散直前の記者会見で、こういった「年末年始危機説」には触れなかった」》と書いているではない。
安倍晋三様に失礼だ。


ボン:
では、その部分を先の引用文の中に緑字で付け加えよう。(今回は付け加え部分を緑字で既に追加している)

でも、不思議だね。
この文書を書いているときに、先の引用箇所を掲載しようとすると、突如、コピー・ペーストしたはずの箇所が紛失していた。
インタネットをオン状態で書いていたから、ハッカーの一種かもしれない。
不思議だね。

だから、日本のフィクサーMEシリーズはもう早くうち切りたいのだ。
勝手に催眠で書くことを変更させられたり、下書きをしておいていると、類似に見せてはいるが全く違う情報が流れ、人が私を白い目でみたりするためまともに書けないのだ。

直前に書いて、即、掲載するか。
ブログを公開しながら書き込みをLIVE(実況中継)するかという形となり大変なのだ。
まとめて、下書き状態でおいていると何をされるか不明のため、膨大な量でも即掲載しなければならない。「どこどこの国に表現の自由がない」なんてよく言うよ。

他国よりも自国の方の現状を見てみろとなる。
某国の人がZZZ氏の人権問題についてどう思うか、と私に無理矢理回答を迫られた。私はZZZ氏の名前は知らない。だが、その前に、「人身の自由・経済の自由・営業の自由を長期剥奪(はくだつ)されている私についてどう思うか、先に述べよ」となる。
まして、最近では言論の自由も剥奪されている。それから話をしようとなる。


明神:
でもサー、幼稚な手口だね。
こうした手口で、票集めを図る。もし揉(も)めれば、それは安倍晋三ではなく、田原総一郎氏が勝手に言ったとなる。いや、更に、先のJ-Cast NEWSかLive doorの誤情報で片付けることができる。
一見、巧妙に見えるけれどもサー、幼児だね。
左翼小児病なる言葉があったけれどもサー、これでは右翼小児病だね。


ボン:
要するに、北朝鮮有事を利用し票をとる。しかし、もし、そうでなければ、それは田原総一郎氏の戯言(たわごと)かマスコミが嘘(うそ)を書いたので終わりだ。

少なくとも切り札がある。
「私はそう言うことを言っておりません。もし言っていれば、議員を辞めます」、と。
もし聞いたのが官僚ならば、官僚は言うだろう。
「記憶の範囲ではそういう話を聞いたことがありません。ただし、〝記憶の範囲〟では…ですよ」、と。

田原氏はそれをしないだろう。
ただし、「それは僕が解釈したのだ」となろう。
しかし、それだけではない。
臭いものは全てミスター・オバマか誰かにおしつけようとした節(ふし)があった。それも相手が反論できない形で。

僕はね、何度も言ったように安倍晋三氏潰しには興味がない。ただ、我が友・ミスター・オバマに関する箇所だけを解説したいだけだ。
しかし、上記の北朝鮮と総選挙問題と相似形で、次の集団安全保障問題がでてきたため、やむを得ず、上記の北朝鮮問題を書いただけだ。



《◇―3・卑怯な手口の日本人―集団安全保障は安倍晋三氏は犠牲に過ぎず?雰囲気》

 集団的自衛権成立過程で安倍内閣支持率は大きく下落した。2015年8月安倍内閣支持37%、不支持46%(NHK)、同年9月安倍内閣支持37.1%、不支持45.4%(ANN))。すると、この問題もオバマ大統領に押しつければ、選挙での票獲得には有利となる。そこで、次のコメントが出される。
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安倍総理、「憲法改正は必要なくなった」と発言
日本、選挙戦が盛り上がっていますね。自民党も希望の党も、改憲に賛成。ということで、「消費税どうする?」が争点になっている。

そんな中、面白い情報が出てきました。安倍総理が田原総一郎さんに、「憲法改正は必要なくなった」と言ったと。

安倍首相が田原総一朗氏に「憲法改正する必要なくなった」 昨年9月に
THE PAGE 10/13(金)22:05配信

ジャーナリストの田原総一朗氏が13日、東京の外国特派員協会で会見し、昨年9月に安倍晋三首相に会った際、田原氏に「憲法改正する必要がまったくなくなった」と話したと明かした。

えええ??? 憲法改正は、総理の悲願ではありませんか??? もう少し詳細を。

その理由について、安倍政権が集団的自衛権の一部行使容認を決めるまでは、アメリカ側は「やいのやいのとうるさい」(田原氏)状態だったが、「集団的自衛権の行使を決めたらアメリカはまったく何も言わなくなった。満足したのだろう。だから憲法改正をする必要はない」と安倍首相は語ったという。
(同上)

「集団的自衛権の行使を決めたらアメリカはまったく何も言わなくなった。満足したのだろう。だから憲法改正をする必要はない」

なるほど~~~。アメリカは、「集団的自衛権行使」を望んでいただけだと。
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田原総一朗氏が暴露。安倍首相「改憲する必要なくなった」の衝撃
.mag2NEWS:国内2017.10.16 60 by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』
http://www.mag2.com/p/news/309039
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明神:
僕はサー、左翼だ。
だからはっきり言う。
これは事実だ。


はかせ:
オバマ氏は何とコメントされていますか。


明神:
安倍晋三→田原総一郎→北野幸伯氏という流れでは、誰の言動か不明のため、コメントはできないサー。
そうか、「これは事実だ」は訂正してサー、「事実かもしれない」としよう。


布袋:
もし、これが事実として何か問題があるの。
交渉とはこういう物だ。
互いに国益を背負い、そして取り引きをする。
そして、嫌ならばはっきりと「ノー」と言えばよい。
そうすれば相手は別の手を考えるか、「イエス」と言わすために、何か別の戦略を練る。
ただし、原則として、この種の取り引きの際には軍事的脅しとか、相手の命の脅しはしてはならない。
僕に言わせれば、国と国の交渉もビジネスだ。
特に、事実としてすら、問題はないと思う。
それに安倍様は強い。
ボンがTwitterやFacebookに書いていただろ。
これだよ。
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(2018/03/06)ミスター・オバマが来日することの紹介で掲載のみ。ただし、ニューズウィークにしては珍しく事実誤認が多い。本文、紹介文章の文中に「真珠湾で両者が献花した事実も、両国の歴史にとっては大切な一歩…(安倍・オバマの)親密さ…

浜田 隆政さんの投稿 2018年3月6日(火)

(2018/03/27).時事更新。①韓国と世界は森友をどう伝えたか。③④森友自殺者関連2つ。⑤オバマ来日前のニュージランドの心温めるもてなし。⑥安倍総理がオバマ在任中にトランプ大統領と会談で、オバマ大氏は何故困ったか。⑦国連ニュース。…

浜田 隆政さんの投稿 2018年3月27日(火)

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明神:
ボンちゃんサー、ボンちゃんはどう思う。


ボン:
原則として、コメントのしようがない。
先の田原総一郎氏の言動という形では話にならず、海部俊樹氏が情報公開したように、安倍晋三氏自身がきっちりとした情報公開しない限りコメントのしようがない。

海部氏は、まず、主語は海部氏自身、交渉相手はジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ(George Herbert Walker Bush, 1924年6月12日 – )氏、内容は具体的な形でTV等で情報公開している。{一番下の【資料1】参照。}

要するに、第一原則として、自分の口から、交渉相手の名前をだし、具体的内容を言わない限り、論じることはできない


明神:
ボンちゃんサー、それでも何か言ってよ。


ボン:
内容が分からない以上、何も言えない。
一般原則だけは、布袋さんが言ったのとかなり類似だ。
それと、結論部分は明神君が言っていた、右翼小児病と同一だ。

例えば、僕が、会社の車を百万台アメリカの知人に売りたいとする。
そのときの結論は、値段が高ければ僕の会社自身か国が儲(もう)かる。安ければ相手の企業か国が得をする。
条件が合わねば決裂する。
場合によれば、取引先解消となるかもしれない。
儲(もう)けとは別に取り引き解消・絶縁状態になった場合にどちらがより損失をするか。
これらの合計から取り引きはなされる。

親友と車一台のみ取り引きをするならば、それも、会社ではなく自分の車を売る場合には双方譲り合うであろう。
だが、取り引き台数が百万台であり、会社の車であれば話は違う。

この取り引きにおいて、私情はいれてはならない。それは会社(国家)への背信行為となる。ただし、この取り引きにおいて、原則として武力による威嚇や、交渉相手の命の危険などを示唆してはならない。あるいは、膨大な額の個人的賄賂に該当するものを相手に与えてはならない。

後は具体的な話を聞かなければ何も言えない。


明神:
ボンちゃんサー、日米安全保障条約はどうなるの。


ボン:
先の例えでは「儲けと別に取り引き解消・絶縁状態になった場合にどちらがより損失をするか」に幾分類似する。いや、正確ではない。

絶縁状態はおこらないため正確ではない。安保条約があった場合の日本の総コストと安保条約がない場合の総コストという、ソロバン勘定の方だろう。


布袋:
集団的自衛権の問題も同様か。


ボン:
これは検討してみないと分からない。今しばらくはノーコメントだ。

ただし、集団的自衛権は憲法解釈上、無理があるが、大半の法学者の見解だ。


次に、米国での歴代大統領に一貫性があるかどうかは、安倍晋三氏自身が情報公開しなければ分からない。その情報公開をするのは、僕ではなく、安倍晋三氏自身である。あるいはそれを補強するのは歴代の首相であり、私ではない。

私は、この問題についてミスター・クリントン、ミスター・ブッシュ、ミスター・オバマ、ミスター・トランプ達と何の交渉もしていないし、打診も受けたことがない。
また、この件は日本の総理から相談を受けたこともない。

だから、僕自身は何も情報公開することはない。
強いて言っても、一次情報を持っていないため、通常のマスコミのもっている情報以下であり、何かをふと喋(しゃべ)るだけであり、想像とかときには妄想でしかない。

僕が行っているのは僕が絡んだ件の情報公開だけなのだ。これは通常のマスコミではできない。僕しかできないのだ。それが日本のフィクサーMEシリーズを、嫌でも書かざるを得なくなった理由だ。

もっとも、理論上は、悪まで理論上は、三つと付録2のことが言えるであろう。{次回へ続く。次回は《◇―4・新たな国際組織の必要性》など}


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【資料】
2014/7/17(木)海部俊樹元首相 re:集団的自衛権

【YouTube記載項目】2014/07/16 に公開
2014/7/17(木)00時58分36~: 「集団的自衛権:水面下の攻防」と題するNHK・TV番組の再放送の中で、母校東海高校の先輩海部俊樹元内閣総理大臣が登場していた。その部分のみを急いで記録してみた。

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【資料】(当時のTV全文より一部抜粋)

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……
1.湾岸戦争 海部首相とブッシュ大統領

まずは1990年イラクによるクウェート侵攻に端を発した湾岸戦争です
日本は自衛隊を派遣せず、経済的支援のみを行いました
このとき水面下で行われていたアメリカから日本への働きかけ
自衛隊と憲法を巡る日米の攻防の始まりでした
日米の安全保障に関する機密文書が
請求からおよそ10年を経て去年アメリカで開示されました
アメリカの公文書の分析をしているシンクタンクです
国務省や国防総省などが長年機密指定を解除しなかった1000点近くの資料
その中に湾岸戦争を巡る当時のアメリカ大統領と日本の総理大臣の電話会談の記録がありました
その公が明らかになるのは初めてです

ブッシュ大統領 俊樹、元気ですか。

海部首相 元気ですよ、ありがとうございます。あなたは元気ですか。

ブッシュ大統領 電話をしたのは、あなたと私が深く懸念していたペルシャ湾の状況について話をしたかったからです。

電話会談を行っていたのはジョージ・ブッシュ大統領と海部俊樹総理大臣

就任から1年、海部首相は最大の外交課題に直面していました

この電話の前日、クウェートにサダム・フセイン率いるイラク軍が侵攻、

ブッシュ大統領はイラクを抑えこむため日本の協力が必要だと打診していました

ブッシュ大統領 私は昨日、サッチャー首相と会い、コール首相とミッテラン大統領とは電話で数分前に話し、イラクの行動を覆させることで一致しました。日本とアメリカがひとつになることが非常に重要です。ともに取り組むことを要請します。

この電話がその後も続くアメリカから日本への働きかけの出発点でした

1990年、世界の安全保障を巡る環境は大きく変化していました

前の年、ドイツのベルリンの壁が崩壊、東西冷戦が集結します
代わりに世界各地で始まった紛争
アメリカは冷戦後の新しい秩序づくりの主導権を握ろうとしていました

ジョージ・ブッシュ大統領
イラクのクウェート侵攻は暗黒の時代に引き戻す行為だ
アメリカは各国に呼びかけて多国籍軍の編成に取り掛かります

最初の電話から10日後、ブッシュ大統領は改めて軍事的な支援を要請
このとき日本の憲法にかかわる問題についても言及していたことが分かりました

ブッシュ大統領 イギリス、フランス、オランダ、そしてオーストラリアが海軍の派遣に合意してくれました。ぜひ日本にも経済面だけでなく軍事面でもできる限りの支援をお願いしたいと思っています。日本は第二次世界大戦後歩んできた道のりを考えると、軍事面での支援が時代を画する出来事になると承知しています。しかし、日本が軍事的な一歩を踏み出せば私たちの仲間に完全に参加したというシグナルを送ることになります。

これに対し海部総理は憲法の理念から多国籍軍への参加はできないと伝えていました

……

海部さんは当時の緊迫したやりとりを記憶していました

海部 厳しいよね、これは。ここもやってる、ここもやってる、ここもやってる、君んとこだけじゃないかというようなニュアンスでしょう。

海部さんは同盟国アメリカの求めとはいえ

憲法9条に抵触する命令を自衛隊には出せないと考えていたといいます

憲法9条では一項で戦争を放棄し、二項で交戦権を認めないとしています

海部 9条二項のただし書きでは「国の交戦権はこれを認めない」と、最後のダメ押しまでしていますから。だから自衛隊が出て行けと言うことはできない。政治家がまずこれを守らなきゃならんと。身をもって守っていかなければ、国家の最高規範だからそれが崩れたら民主主義ちゅうのとか議会制民主主義ちゅうのはどうなっちゃうんだと。

…《後は下記HP参照》。
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NHKスペシャル「自衛隊と憲法 日米の攻防」 文字起こし
ソラァラ日記:2013年8月18日日曜日
http://soraaranikki.blogspot.jp/2013/08/nhk.html
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次回へ続く(妨害や干渉を避けるため、下書きの一部は明日零時から下記アドレスに掲載しておく。ただし、下書きのため、誤字・脱字のみか、文章は幾分かかなり変更することもありうる)http://hamatakachan.uh-oh.jp/?p=20198
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2018年5月3日 | カテゴリー : 政治経済 | 投稿者 : TAKAMASA HAMADA