2015年10月17日2:23記述。2015年10月17日10:36微修正
超多忙の中で、投稿原稿の順番を守らなければらないのだが、以下の理由で緊急に書かざるを得なくなった。
(1)緊急に書かざるを得なくなった理由。
2015年10月1日(木曜日)、過去の「朝まで生テレビ」の録画を見ていたときに、
1)ゲストの挑発らしき状態が幾つかの箇所でみられた→私のオクターブが高くなる。
2)某人物がオバマの弱腰が今日の問題を生み出したてきなことを言った。
3)そこで、私、次のことを番組で言った。
「(誤爆・殺傷)どこが良いのか。オバマの弱腰というけれども、介入すれば住民の被害は甚大となる。だから、私は2013年頃、空爆はやめてオバマとプーチンが会談し、民主的な枠組みで問題解決に当たるよう説得をしていた。
しかも、オバマ大統領は、私の得ている情報では空爆も含めて戦闘行為はしたくなかった、である。
だが、次の情勢からオバマは空爆にふみきったと推測している。
①ウクライナ問題が生じてオバマとプーチンの間のコミュニケーションがとれなくなった。
②平和を唱道する政治学者も含めて、今日の事態はオバマの弱腰外交にあるという、マスコミを通じてもの凄(すご)い合唱が行われた。オバマの空爆みおくりなどを支援する 声をほとんどマスコミが報じなかった。
③権力者は自己の意思通りに動けないときがある」→①と②、更にシリアの惨状を見て、オバマは自己の意思に反して空爆に踏み切らざるを得なかったと私は解釈している。
④オバマの空爆見送り時などに、それを支援する人たちは何故(なぜ)、オバマの行動に賛同の意思表示をしなかったのか。…
再度いえば、権力者は自己の意思通りには動けないときが多々ある」
4)すると、上記のことを、「朝まで生テレビ」の録画を見ながら言った、まさに、その直後の(その日の)深夜、NHKのNEWS WEBという番組で、女性アナウンサーがにこっと笑った。しばらくすると、プーチン大統領が写り彼もにこっと笑った。
そして、その直後、ロシアのシリアへの空爆開始の報道がなされた。
5)アメリカの為政者の何人かは、「オバマとプーチン会談で問題回避」という私の先の提言の内容を誤解し、米ロの共同空爆を私が提唱したと勘違いをしていた向きがあった。私は空爆に誤爆はつきものであり、また地上戦も罪なき人を必ず殺すため反対である。ではどうするか、2013年当時は以下のことを言っていたが、さらに検討し、後日記すことにする。
(2)私が2013年頃、言っていた内容を簡単に記載する。
民主主義なる語は、それ自体が理想であるばかりではなく、レジーム若しくは国家の政体(Political System)自体を強固にする技術的手段である。
だから、シリアの内戦を防ぐ上では、アサド政権賛成派、反政府勢力、その他の勢力全部を結集して、徹底的な民主主義選挙を行うべきである。
それも尋常な選挙ではない、徹底した民主主義選挙を行い、その結果にシリア国民が従わざるを得ない状況を作り出すことである。そのためには主要勢力に許可を取り、選挙の開票作業はシリア人のチェックを条件に国連から派遣されたスタッフだけが行うべきである。
また、選挙活動は国連五大国や、国連の諸組織が公開討論会や演説会場を設定し、彼らの警備の下で徹底的に行うことが望ましい。
そして、でこうしてきた政府により、親米政権か、親露政権か…は問題ではなく、自分らで本当に選んだのだから、それに従わざるを得ないという正統性・正当性を構築することが不可欠であった。
完璧な民主的選挙を通じて統治者を選ぶことは、タイで騒乱時に最後に国王が登場したり、日本の終戦直後の天皇の役割(もし、天皇を戦犯として処刑していたならば内線は数十年続いたかもしれない)に準ずる機能を果たしたりする可能性があったかもしれない。
そこで、アサド政権側の説得をプーチン大統領が、反勢力側の説得をオバマ大統領が、また武装勢力に対しても同様に影響力のある国家が行うことを、2013年にアドバイスをしただけである。そのためにはオバマ大統領とプーチン大統領が話し合うことが不可欠、また常時、中米露のトップが電話で連絡を取り合う体制も不可欠と主張していただけであった。
そして、選挙後は、シリア自身でシリアの治安を、不可能なときにはシリアとして国連に救済を求めることが望ましい。国際社会の原則は内政不干渉である。すなわち、シリア人の安全はシリア人の手で!
2015年10月1日には、過去(2013年頃)言った内容を再度言わされただけである。
※ただし、パレスチナ問題、ヨルダン問題が絡み、ややこしくなっているが、原則は同様と考えている。本日、超多忙な中で数十分で記したため、誤字類は御容赦あれ。
※私の立場、平和絶対主義者。もめ事がおこったら(私が唱道している、世界約200カ国かなる)世界連邦軍で守れ、である。