政経資料―2018年―1・南北首脳が合意した「板門店宣言」

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政経資料―2018年―1・南北首脳が合意した「板門店宣言」

【構成】

(1)日本語訳―TBS

(2)日本語訳―ハンギョレ新聞訳(韓国側の日本語訳)
(3)英語訳―The Japan Times
(4)ハングル語―ハンギョレ新聞

(1)南北首脳が合意した「板門店宣言」全訳(TBS訳)


北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が合意し、署名した「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店(パンムンジョム)宣言」の全文です。

「朝鮮半島の平和と繁栄、統一の為の板門店宣言」

大韓民国文在寅大統領と朝鮮民主主義人民共和国金正恩国務委員会委員長は平和と繁栄、統一を願うすべての同胞の一様な志向を込めて朝鮮半島で歴史的な転換が起きている意義深い時期に2018年4月27日板門店・平和の家で南北首脳会談を行った。

両首脳は朝鮮半島でこれ以上戦争はないであろうし、新しい平和の時代が開かれたことを8千万の我が同胞と全世界に厳粛に明らかにした。


両首脳は冷戦の産物である長い分断と対決を1日も早く終息させて民族的和解と平和繁栄の新たな時代を果敢に起していき、南北関係を一層積極的に改善して発展させていくべきだとの確固たる意志を込めて歴史の地・板門店で次のように宣言した。


1.南と北は南北関係の全面的で画期的な改善と発展を築くことで、途切れた民族の血脈を繋ぎ、共同繁栄と自主統一の未来を早めていくことである。南北関係を改善して発展させることはすべての同胞の一様な願いであり、これ以上延ばすことのできない時代の切迫した要求である。

▽(1)南と北は我が民族の運命は我々自らが決定するという民族自主の原則を確認して、すでに採択された南北宣言とすべての解放を徹底的に履行することで関係改善と発展の転換的局面を開くことにした。


(2)南と北は高位級会談をはじめ各分野の対話と交渉を近いうちに開催して、首脳会談で合意された問題を実践するための積極的な対策を立てていくことにした。


(3)南と北は当局間協議を緊密にして、民間交流と協力を円満に保障する為に双方当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城(ケソン)地域に設置することにした。


(4)南と北は民族的和解と団結の雰囲気を高めていくために各層の多方面的な協力と交流、往来と接触を活性化することにした。

内からは6.15をはじめ南と北にすべて意味がある日を契機に当局と国会、政党、地方自治団体、民間団体など各層が参加する民族共同行事を積極的に推進して、和解と協力の雰囲気を高めて、外からは2018年アジア競技大会をはじめ国際競技に共同で出場して民族の知恵と才能、団結した姿を全世界に誇示することにした。


(5)南と北は民族分断で発生した人道的問題を至急解決するために努力し、南北赤十字会談を開催して離散家族・親戚再会をはじめ諸般の問題を協議・解決していくことにした。

当面、来る8.15を契機に離散家族・親戚再会を行うことにした。


(6)南と北は民族経済の均衡的発展と共同繁栄を築くために10.4宣言で合意された事業を積極推進していき、一次的に東海線および京義線鉄道と道路を連結し近代化して活用するための実践的対策を講じることにした。


2.南と北は朝鮮半島で尖鋭な軍事的緊張状態を緩和して戦争危険を実質的に解消するために共同で努力していく。

(1)南と北は地上と海上、空中をはじめすべての空間で軍事的緊張と衝突の根源となる相手側に対する一切の敵対行為を全面中止することにした。

当面、5月1日から軍事境界線一帯で拡声器放送とビラまきをはじめすべての敵対行為を中止してその手段を撤廃して今後非武装地帯を実質的な平和地帯につくることにした。


(2)南と北は西海北方限界線一帯を平和水域にし、偶発的な軍事的衝突を防止して安全な漁労活動を保障するための実質的な対策を立てていくことにした。


(3)南と北は相互協力と交流、往来と接触が活性化されていくことに従い、様々な軍事的保障対策を取ることにした。

南と北は双方の間で提起される軍事的問題を遅滞なく協議、解決するために国防部長官会談をはじめ軍事当局者会談を自主開催し、5月中にまず将官級軍事会談を開くことにした。


3.南と北は朝鮮半島の恒久的で堅固な平和体制構築のために積極的に協力していく。朝鮮半島で非正常的な現在の停戦状態を終息させて確固たる平和体制を樹立することは、これ以上延ばすことのできない歴史的課題である。


(1)南と北はいかなる形態の武力も互いに使用しないという不可侵合意を再確認して厳格に遵守することにした。


(2)南と北は軍事的緊張が解消されて、互いの軍事的信頼が実質的に構築されるのに沿って段階的に軍縮を実現していくことにした。


(3)南と北は停戦協定締結65周年になる今年に終戦を宣言して、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で堅固な平和体制構築のための南北米3者もしくは南北米中4者会談開催を積極的に推進することにした。


(4)南と北は完全な非核化を通じて核なき朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認した。


北と南は北側が取っている主導的な措置が朝鮮半島非核化のための大変意義があり、重大な措置だということについて認識を共にして、今後それぞれ自らの責任と役割を果たすことにした。

南と北は非核化のための国際社会の支持と協力のために積極的に努力することにした。

両首脳は定期的な会談と直通電話を通じて民族の重大事を随時、真摯に論議して、信頼を強固にし、南北関係の持続的な発展と朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れを一層拡大していくため共に努力していくことにした。

当面、文在寅大統領は今秋平壌を訪問することにした。


2018年4月27日

板門店

大韓民国大統領 文在寅 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長 金正恩


(2)日本語訳―ハンギョレ新聞訳(韓国側の日本語訳)


大韓民国の文在寅大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長は、平和と繁栄、統一を願う全同胞の一途な志向を込め、朝鮮半島で歴史的な転換が起きている意味深い時期に、2018年4月27日、板門店の平和の家で南北首脳会談を行った。

両首脳は、朝鮮半島にもはや戦争はなく、新たな平和の時代が開かれたことを8千万韓国民族と全世界に厳粛に宣言した。

両首脳は冷戦の産物である長年の分断と対決を一日も早く終息させ、民族的和解と平和繁栄の新しい時代を果敢に開き、南北関係をより積極的に改善し発展させていくべきだという確固たる意志を込めて、歴史の地・板門店で次のように宣言した。

1.韓国と北朝鮮は、南北関係の全面的で画期的な改善と発展を成し遂げ、断絶した民族の血脈をつなぎ共同繁栄と自主統一の未来を繰り上げる。

南北関係を改善して発展させることは、すべての同胞の一途な願いであり、これ以上先送りできない時代の切迫した要求だ。

(1)南と北は、わが民族の運命は自ら決定するという民族自主の原則を確認し、すでに採択された南北宣言とすべての解放を徹底的に履行することで、関係改善と発展の転換的局面を切り開いていくことにした。

(2)南と北は、高官級会談をはじめとする各分野の対話と交渉を早期に開催し、首脳会談で合意された問題を実践するための積極的な対策を打ち立てていくことにした。

(3)南と北は、当局間協議を緊密に行い、民間交流と協力を円満に保障するために、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城地域に設置することにした。

(4)南と北は、民族的和解と団結の雰囲気を高めていくために、各界各層の多面的な協力と交流往来と接触を活性化することにした。

内では6.15をはじめ、南と北双方に意義がある日を機に、当局、国会、政党、地方自治体、民間団体など各界各層が参加する民族共同行事を積極的に推進し、和解と協力の雰囲気を高揚させ、外では2018年アジア競技大会をはじめ、国際試合に共同で出場し、民族の知恵と才能、結束した姿を全世界に誇示することにした。

(5)南と北は、民族分断によって発生した人道問題を早急に解決するために努力し、南北赤十字会談を開催して離散家族・親戚の再会を含む諸問題を協議し、解決していくことにした。

さしあたって、8.15を機に離散家族・親戚の再会を進めることにした。

(6)南と北は、民族経済の均衡的発展と共同繁栄を実現するために、10.4宣言で合意された事業を積極的に推進し、1次的に東海(トンヘ)線と京義(キョンウィ)線鉄道と道路を連結し現代化して活用するための実践的対策を取ることにした。

2.南と北は、朝鮮半島で対立する軍事的緊張状態を緩和し、戦争の危険を実質的に解消するために共同で努力する。

(1)南と北は、地上や海上、空中をはじめすべての空間で軍事的緊張と衝突の根源となる相手に対する一切の敵対行為を全面的に中止することにした。

さしあたって、5月1日から軍事境界線付近で拡声器放送とビラ散布を含むすべての敵対行為を中止し、その手段を撤廃し、今後非武装地帯を実質的な平和地帯にしていくことにした。

(2)南と北は、西海の北方境界線一帯を平和水域とし、偶発的な軍事的衝突を防止し、安全な漁労活動を保障するための実際的な対策を打ち立てていくことにした。

(3)南と北は、相互協力と交流、往来と接触が活性化することによる様々な軍事的保障対策を取ることにした。

南と北は双方の間で提起される軍事的な問題を遅滞なく協議・解決するために、国防部長官会談をはじめとする軍事当局者会談を自主開催し、5月中にまず将官級軍事会談を開くことにした。

3.南と北は、朝鮮半島の恒久的で堅固な平和体制構築のために積極的に協力する。

朝鮮半島の非正常な現在の停戦状態を終息させ、確固たる平和体制を樹立することは、これ以上先送りできない歴史的課題である。

(1)南と北は、いかなる形の武力も互いに使用しないとする不可侵合意を再確認し、厳格に遵守していくことにした。

(2)南と北は、軍事的緊張が解消され、互いの軍事的信頼が実質的に構築されることによって、段階的に軍縮を実現していくことにした。

(3)南と北は、停戦協定締結65年になる今年、終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で堅固な平和体制構築に向けた南北米3者または南北米中4者会談の開催を積極的に推進していくことにした。

(4)南と北は、完全なる非核化を通じて、核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認した。

南と北は、北朝鮮側が取っている主導的な措置が朝鮮半島の非核化に向けて非常に有意義で重大な措置であるという認識を共にし、今後それぞれ自分の責任と役割を果たすことにした。

南と北は、朝鮮半島の非核化に向けた国際社会の支持と協力に向けて積極的に努力することにした。

両首脳は定期的な会談と直通電話を通じて、民族の重大事を頻繁に真剣に議論し、信頼を強固にして、南北関係の持続的な発展と朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れをさらに拡大していくために、共に努力することにした。

さしあたって、文在寅大統領は今年秋に平壌を訪問することにした。

2018年4月27日
板門店
大韓民国大統領 文在寅
朝鮮民主人民共和国国務委員会委員長 金正恩

キム・ボヒョプ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/842434.html
韓国語原文入力:2018-04-27 18:28
訳M.C

(2018/04/28)今回の会談が、韓国・北朝鮮両国にとって、更には世界にとって、平和の上で大きな前進となることを期待するものである。▽この宣言が、歴史に残る偉業への一歩となることを、切に期待する□□(Facebook用記載)ハングル語でも確認できます。

浜田 隆政さんの投稿 2018年4月27日(金)

(3)英語訳―The Japan Times


Full text of Panmunjom Declaration
KYODO

APR 27, 2018
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SEOUL – The following is the full text of the declaration signed Friday by North Korean leader Kim Jong Un and South Korean President Moon Jae-in after their summit on the southern side of the border village of Panmunjom.

Panmunjeom Declaration for Peace, Prosperity and Unification of the Korean Peninsula


During this momentous period of historical transformation on the Korean Peninsula, reflecting the enduring aspiration of the Korean people for peace, prosperity and unification, President Moon Jae-in of the Republic of Korea and Chairman Kim Jong Un of the State Affairs Commission of the Democratic People’s Republic of Korea held an Inter-Korean Summit Meeting at the ‘Peace House’ at Panmunjeom on April 27, 2018.


The two leaders solemnly declared before the 80 million Korean people and the whole world that there will be no more war on the Korean Peninsula and thus a new era of peace has begun.


The two leaders, sharing the firm commitment to bring a swift end to the Cold War relic of longstanding division and confrontation, to boldly approach a new era of national reconciliation, peace and prosperity, and to improve and cultivate inter-Korean relations in a more active manner, declared at this historic site of Panmunjeom as follows:


1. South and North Korea will reconnect the blood relations of the people and bring forward the future of co-prosperity and unification led by Koreans by facilitating comprehensive and groundbreaking advancement in inter-Korean relations. Improving and cultivating inter-Korean relations is the prevalent desire of the whole nation and the urgent calling of the times that cannot be held back any further.


(1) South and North Korea affirmed the principle of determining the destiny of the Korean nation on their own accord and agreed to bring forth the watershed moment for the improvement of inter-Korean relations by fully implementing all existing agreements and declarations adopted between the two sides thus far.

(2) South and North Korea agreed to hold dialogue and negotiations in various fields including at high level, and to take active measures for the implementation of the agreements reached at the Summit.

(3) South and North Korea agreed to establish a joint liaison office with resident representatives of both sides in the Gaeseong region in order to facilitate close consultation between the authorities as well as smooth exchanges and cooperation between the peoples.

(4) South and North Korea agreed to encourage more active cooperation, exchanges, visits and contacts at all levels in order to rejuvenate the sense of national reconciliation and unity. Between South and North, the two sides will encourage the atmosphere of amity and cooperation by actively staging various joint events on the dates that hold special meaning for both South and North Korea, such as June 15, in which participants from all levels, including central and local governments, parliaments, political parties, and civil organizations, will be involved. On the international front, the two sides agreed to demonstrate their collective wisdom, talents, and solidarity by jointly participating in international sports events such as the 2018 Asian Games.

(5) South and North Korea agreed to endeavor to swiftly resolve the humanitarian issues that resulted from the division of the nation, and to convene the Inter-Korean Red Cross Meeting to discuss and solve various issues including the reunion of separated families. In this vein, South and North Korea agreed to proceed with reunion programs for the separated families on the occasion of the National Liberation Day of August 15 this year.

(6) South and North Korea agreed to actively implement the projects previously agreed in the 2007 October 4 Declaration, in order to promote balanced economic growth and co-prosperity of the nation. As a first step, the two sides agreed to adopt practical steps towards the connection and modernization of the railways and roads on the eastern transportation corridor as well as between Seoul and Sinuiju for their utilization.


2. South and North Korea will make joint efforts to alleviate the acute military tension and practically eliminate the danger of war on the Korean Peninsula. Alleviating the military tension and eliminating the danger of war is a highly significant challenge directly linked to the fate of the Korean people and also a vital task in guaranteeing their peaceful and stable lives.

(1) South and North Korea agreed to completely cease all hostile acts against each other in every domain, including land, air and sea, that are the source of military tension and conflict. In this vein, the two sides agreed to transform the demilitarized zone into a peace zone in a genuine sense by ceasing as of May 1 this year all hostile acts and eliminating their means, including broadcasting through loudspeakers and distribution of leaflets, in the areas along the Military Demarcation Line.

(2) South and North Korea agreed to devise a practical scheme to turn the areas around the Northern Limit Line in the West Sea into a maritime peace zone in order to prevent accidental military clashes and guarantee safe fishing activities.

(3) South and North Korea agreed to take various military measures to ensure active mutual cooperation, exchanges, visits and contacts. The two sides agreed to hold frequent meetings between military authorities, including the Defense Ministers Meeting, in order to immediately discuss and solve military issues that arise between them. In this regard, the two sides agreed to first convene military talks at the rank of general in May.


3. South and North Korea will actively cooperate to establish a permanent and solid peace regime on the Korean Peninsula. Bringing an end to the current unnatural state of armistice and establishing a robust peace regime on the Korean Peninsula is a historical mission that must not be delayed any further.

(1) South and North Korea reaffirmed the Non-Aggression Agreement that precludes the use of force in any form against each other, and agreed to strictly adhere to this Agreement.

(2) South and North Korea agreed to carry out disarmament in a phased manner, as military tension is alleviated and substantial progress is made in military confidence-building.

(3) During this year that marks the 65th anniversary of the Armistice, South and North Korea agreed to actively pursue trilateral meetings involving the two Koreas and the United States, or quadrilateral meetings involving the two Koreas, the United States and China with a view to declaring an end to the War, turning the armistice into a peace treaty, and establishing a permanent and solid peace regime.

(4) South and North Korea confirmed the common goal of realizing, through complete denuclearization, a nuclear-free Korean Peninsula. South and North Korea shared the view that the measures being initiated by North Korea are very meaningful and crucial for the denuclearization of the Korean Peninsula and agreed to carry out their respective roles and responsibilities in this regard. South and North Korea agreed to actively seek the support and cooperation of the international community for the denuclearization of the Korean Peninsula.

The two leaders agreed, through regular meetings and direct telephone conversations, to hold frequent and candid discussions on issues vital to the nation, to strengthen mutual trust and to jointly endeavor to strengthen the positive momentum towards continuous advancement of inter-Korean relations as well as peace, prosperity and unification of the Korean Peninsula.

In this context, President Moon Jae-in agreed to visit Pyongyang this fall.

April 27, 2018
Done in Panmunjeom

Moon Jae-in
President

Republic of Korea
Kim Jong Un
Chairman
State Affairs Commission
Democratic People’s Republic of Korea



(4)ハングル語―ハンギョレ新聞



남북 65년만에 전쟁 끝낸다
등록 :2018-04-27 17:59수정 :2018-04-27 22:55
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문 대통령-김 위원장 ‘판문점 선언’
종전선언·평화협정 전환 적극 추진
8.15 이산상봉, 동해·경의선 연결
개성에 공동연락사무소 설치 등 합의
문 대통령, 올 가을 평양 방문키로


문재인 대통령과 김정은 북한 국무위원장이 27일 오후 판문점 평화의 집에서 남북정상회담을 마친 뒤 올해 종전선언을 하고 정전협정을 평화협정으로 전환하기로 한 ‘한반도의 평화와 번영, 통일을 위한 판문점 선언’을 하고 있다. 김경호 선임기자
문재인 대통령과 김정은 북한 국무위원장이 27일 오후 판문점 평화의 집에서 남북정상회담을 마친 뒤 올해 종전선언을 하고 정전협정을 평화협정으로 전환하기로 한 ‘한반도의 평화와 번영, 통일을 위한 판문점 선언’을 하고 있다. 김경호 선임기자
2018년, 65년을 끌었던 한국전쟁이 끝난다.
문재인 대통령과 김정은 북한 국무위원장은 27일 ‘한반도의 평화와 번영, 통일을 위한 판문점 선언’을 통해 “비정상적인 현재의 정전상태를 종식시키고 확고한 평화체제를 수립하는 것은 더 이상 미룰 수 없는 역사적 과제”라는 데에 동의하고 “올해에 종전을 선언하고 정전협정을 평화협정으로 전환”하기로 합의했다. 두 정상은 이를 위한 구체적인 방법으로 ‘남·북·미 3자’ 또는 ‘남·북·미·중 4자’회담을 적극 추진하는 데에도 합의했다. 종전 선언과 평화체제 전환의 시점을 ‘올해’로 못박고 정전체제의 ‘직접 관련국 정상들과의 회담’이라는 구체적 방식을 제시해 실현 가능성을 높였다. 따라서 5월말 또는 6월초 예정된 북-미 정상회담에서 한반도 비핵화와 체제보장에 관한 구체적인 합의가 있을 경우, 남·북·미 또는 남·북·미·중 정상회의를 통한 종전선언과 평화협정 체결 등으로 이어질 것으로 관측된다.


이번 판문점 선언을 통해 두 정상이 의지를 밝힌 ‘평화체제 구축’은, 문 대통령의 동지였던 노무현 전 대통령과 김정은 위원장의 부친인 김정일 전 국방위원장이 2007년 합의했던 ‘10·4 선언’의 연장선 위에 있다. 노 전 대통령과 김 전 위원장은 “군사적 적대관계를 종식시키고 한반도에서 긴장 완화와 평화를 보장하기 위해 긴밀히 협력”하기로 합의하면서 “남과 북은 현 정전체제를 종식시키고 항구적인 평화체제를 구축해 나가야 한다는 데 인식을 같이하고 직접 관련된 3자 또는 4자 정상들이 한반도 지역에서 만나 종전을 선언하는 문제를 추진하기 위해 협력”하기로 합의한 바 있다.
판문점 선언과 10·4 선언은 표현과 구성이 거의 비슷해보이지만 확연한 차이가 있다. 우선, 10·4 선언은 시점을 특정하지 않은 반면, 문 대통령과 김 위원장은 종전선언과 평화협정 체결 시점을 ‘올해’로 못박았다. 문 대통령은 올해 신년사에서 “올해가 한반도 평화의 새로운 원년이 되도록 최선을 다하겠다. 이 과정에서 동맹국 미국과 중국, 일본 등 관련 국가들을 비롯해 국제사회와 더욱 긴밀히 협력할 것”이라고 밝혔고, 김 위원장도 신년사를 통해 평창 동계올림핌에 북쪽 대표단 파견 뜻을 밝히면서 “북남관계를 개선해 올해를 사변적 해로 빛내야 한다”고 강조했다. 두 정상 모두 올해를 한반도에서 냉전체제를 해체할 적기로 판단했기 때문에 이같은 합의가 가능했던 것으로 보인다.


2007년 10·4 선언에서 거론된 ‘직접 관련된 3자 또는 4자 정상’은, 이번 판문점 선언에서 ‘남·북·미 3자’ 또는 ‘남·북·미·중 4자’로 구체화됐다. 정전협정 65주년을 맞는 올해, 한국전쟁의 직접 당사국인 네 나라 혹은 북한의 핵·미사일 문제의 직접 당사국인 남·북·미 정상이 만나 종전을 선언하고 평화협정을 모색하는 방안이 현실적이라는 문제의식이 작용한 것으로 관측된다.
문 대통령은 지난 24일 아베 신조 일본 총리와 통화에서 “종전 선언은 남북만의 대화로 해결되는 것이 아니라 최소한 남북미 3자 합의가 이뤄져야 성공을 할 수 있다”고 밝힌 바 있다.
아래는 판문점 선언 전문이다.
“한반도의 평화와 번영, 통일을 위한 판문점 선언”
대한민국 문재인 대통령과 조선민주주의인민공화국 김정은 국무위원장은 평화와 번영, 통일을 염원하는 온 겨레의 한결같은 지향을 담아 한반도에서 역사적인 전환이 일어나고 있는 뜻 깊은 시기에 2018년 4월 27일 판문점「평화의 집」에서 남북정상회담을 진행하였다.
양 정상은 한반도에 더 이상 전쟁은 없을 것이며 새로운 평화의 시대가 열리었음을 8천만 우리 겨레와 전 세계에 엄숙히 천명하였다.
양 정상은 냉전의 산물인 오랜 분단과 대결을 하루 빨리 종식시키고 민족적 화해와 평화번영의 새로운 시대를 과감하게 열어나가며 남북관계를 보다 적극적으로 개선하고 발전시켜 나가야 한다는 확고한 의지를 담아 역사의 땅 판문점에서 다음과 같이 선언하였다.

1. 남과 북은 남북관계의 전면적이며 획기적인 개선과 발전을 이룩함으로써 끊어진 민족의 혈맥을 잇고 공동번영과 자주통일의 미래를 앞당겨나갈 것이다.
남북관계를 개선하고 발전시키는 것은 온 겨레의 한결같은 소망이며 더 이상 미룰 수 없는 시대의 절박한 요구이다.

① 남과 북은 우리 민족의 운명은 우리 스스로 결정한다는 민족자주의 원칙을 확인하였으며 이미 채택된 남북 선언들과 모든 합의들을 철저히 이행함으로써 관계개선과 발전의 전환적 국면을 열어나가기로 하였다.

② 남과 북은 고위급회담을 비롯한 각 분야의 대화와 협상을 빠른 시일안에 개최하여 정상회담에서 합의된 문제들을 실천하기 위한 적극적인 대책을 세워나가기로 하였다.

③ 남과 북은 당국간 협의를 긴밀히 하고 민간교류와 협력을 원만히 보장하기 위하여 쌍방 당국자가 상주하는 남북공동연락사무소를 개성지역에 설치하기로 하였다.

④ 남과 북은 민족적 화해와 단합의 분위기를 고조시켜 나가기 위하여 각계각층의 다방면적인 협력과 교류, 왕래와 접촉을 활성화하기로 하였다.
안으로는 6.15를 비롯하여 남과 북에 다같이 의의가 있는 날들을 계기로 당국과 국회, 정당, 지방자치단체, 민간단체 등 각계각층이 참가하는 민족공동행사를 적극 추진하여 화해와 협력의 분위기를 고조시키며, 밖으로는 2018년 아시아경기대회를 비롯한 국제경기들에 공동으로 진출하여 민족의 슬기와 재능, 단합된 모습을 전 세계에 과시하기로 하였다.

⑤ 남과 북은 민족 분단으로 발생된 인도적 문제를 시급히 해결하기 위하여 노력하며, 남북적십자회담을 개최하여 이산가족ㆍ친척 상봉을 비롯한 제반 문제들을 협의 해결해나가기로 하였다.
당면하여 오는 8.15를 계기로 이산가족ㆍ친척 상봉을 진행하기로 하였다.

⑥ 남과 북은 민족경제의 균형적 발전과 공동번영을 이룩하기 위하여 10.4 선언에서 합의된 사업들을 적극 추진해나가며, 1차적으로 동해선 및 경의선 철도와 도로들을 연결하고 현대화하여 활용하기 위한 실천적 대책들을 취해 나가기로 하였다.

2. 남과 북은 한반도에서 첨예한 군사적 긴장상태를 완화하고 전쟁 위험을 실질적으로 해소하기 위하여 공동으로 노력해나갈 것이다.
한반도의 군사적 긴장상태를 완화하고 전쟁위험을 해소하는 것은 민족의 운명과 관련되는 매우 중대한 문제이며 우리 겨레의 평화롭고 안정된 삶을 보장하기 위한 관건적인 문제이다.

① 남과 북은 지상과 해상, 공중을 비롯한 모든 공간에서 군사적 긴장과 충돌의 근원으로 되는 상대방에 대한 일체의 적대행위를 전면 중지하기로 하였다.
당면하여 5월 1일부터 군사분계선 일대에서 확성기 방송과 전단살포를 비롯한 모든 적대행위들을 중지하고 그 수단을 철폐하며, 앞으로 비무장지대를 실질적인 평화지대로 만들어 나가기로 하였다.

② 남과 북은 서해 북방한계선 일대를 평화수역으로 만들어 우발적인 군사적 충돌을 방지하고 안전한 어로활동을 보장하기 위한 실제적인 대책을 세워나가기로 하였다.

③ 남과 북은 상호 협력과 교류, 왕래와 접촉이 활성화되는 데 따른 여러 가지 군사적 보장대책을 취하기로 하였다.
남과 북은 쌍방 사이에 제기되는 군사적 문제를 지체없이 협의 해결하기 위하여 국방부장관회담을 비롯한 군사당국자회담을 자주 개최하며 5월중에 먼저 장성급 군사회담을 열기로 하였다.

3. 남과 북은 한반도의 항구적이며 공고한 평화체제 구축을 위하여 적극 협력해 나갈 것이다.
한반도에서 비정상적인 현재의 정전상태를 종식시키고 확고한 평화체제를 수립하는 것은 더 이상 미룰 수 없는 역사적 과제이다.

① 남과 북은 그 어떤 형태의 무력도 서로 사용하지 않을 데 대한 불가침 합의를 재확인하고 엄격히 준수해 나가기로 하였다.

② 남과 북은 군사적 긴장이 해소되고 서로의 군사적 신뢰가 실질적으로 구축되는 데 따라 단계적으로 군축을 실현해 나가기로 하였다.

③ 남과 북은 정전협정체결 65년이 되는 올해에 종전을 선언하고 정전협정을 평화협정으로 전환하며 항구적이고 공고한 평화체제 구축을 위한 남ㆍ북ㆍ미 3자 또는 남ㆍ북ㆍ미ㆍ중 4자회담 개최를 적극 추진해 나가기로 하였다.

④ 남과 북은 완전한 비핵화를 통해 핵 없는 한반도를 실현한다는 공동의 목표를 확인하였다.
남과 북은 북측이 취하고 있는 주동적인 조치들이 한반도 비핵화를 위해 대단히 의의 있고 중대한 조치라는데 인식을 같이하고 앞으로 각기 자기의 책임과 역할을 다하기로 하였다.
남과 북은 한반도 비핵화를 위한 국제사회의 지지와 협력을 위해 적극 노력해나가기로 하였다.
양 정상은 정기적인 회담과 직통전화를 통하여 민족의 중대사를 수시로 진지하게 논의하고 신뢰를 굳건히 하며, 남북관계의 지속적인 발전과 한반도의 평화와 번영, 통일을 향한 좋은 흐름을 더욱 확대해 나가기 위하여 함께 노력하기로 하였다.
당면하여 문재인 대통령은 올해 가을 평양을 방문하기로 하였다.

2018년 4월 27일
판 문 점
대 한 민 국
대 통 령
문 재 인
조선민주주의인민공화국
국무위원회 위원장
김 정 은

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2018年4月28日 | カテゴリー : 政治経済 | 投稿者 : TAKAMASA HAMADA