日本のフィクサーME・続編メモ:(三)―3・麻生政権と小泉さん&(三)―4・人事への口出し問題―野田民進党幹事長の例

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日本のフィクサーME・続編メモ:(三)第一次安倍総理、麻生総理誕生に関する裏話―3・麻生政権と小泉さん。


今回は見直しの関係で、2と3に分離した。本来、三―2と三―3は同一単元である。まだ読んでいない人は三-2から読まれることを勧める。

《全箇所共通注意事項》

(1)著作は、原則として、十二回の見直しをして作成している。
(ブログは、通常、一回程度の見直ししかしていない。)
今回の原稿は、この十二回の見直し以前の単なるメモである。
そこで、作品時点では大きく様変わりするであろう。
それを頭に入れて読んでいただきたい。

(2)この文書は、故意に嘘(うそ)を10パーセント程度いれている。どこが嘘かは公開できない。善良な第三者に迷惑をかけないための措置である。
総論として、この文書はフィクションとして書いている。

(3)『日本のフィクサーME』登場人物のキャラクターなどは以下を参照願いたい。
安らぎ文庫>>6-1・『日本のフィクサーME・下』《『日本のフィクサーME』登場人物の紹介》
http://h-takamasa.com/book-01/custom57.html

◎風景描写→字数の関係で、メモではごく一部を除き風景描写は原則として大きく省略する。

※今回から、以下本文の青字はクリックすれば、ウィキペディア等にリンク。

(If you clicks a blue character,a blue character will link to Wikipedia etc.) 

日本のフィクサーME・続編メモ:(三)第一次安倍総理、麻生総理誕生に関する裏話―3・麻生政権と小泉氏。

(前回と重複箇所)

明神:では、ボンちゃんサー、麻生総理は、野中氏との件と勘違いをし、ボンには麻生政権時代には一切接触してこなかったんだ。

ボン:いや、それよりも小泉さんとの件ではないかな。


明神:小泉さんと麻生さんってサー、どちらもタカ派だろ。
それに小泉内閣では麻生さんは閣僚だろ。
ぼんちゃんサー、どういうこと。

(以下、今回の箇所)


ボン:僕は詳しくは何も知らない。
ただ、インタネット類に次の記述があった。


☆☆☆インタネットで拾った記事:当時この場面はテレビでも放映されていた☆☆☆
…麻生首相の「郵政民営化見直し」を示唆する一連の発言をめぐり、民営化の旗振り役を担った小泉純一郎元首相が、ついに怒りをぶちまけた。首相在任中は他人を名指しして批判することは珍しかった小泉氏だが、「怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただあきれている」とまで述べたのだ。…
☆☆☆引用終了☆☆☆
アドレスは以下も(このブログの真偽不明のため)アドレスは書かない。と、記していたがガラス張り情報公開のため、アドレスも掲載。
https://www.j-cast.com/2009/02/13035927.html?p=all


それ以上は何も知らない。
小泉純一郎さんと当時は馬があっていたので、麻生氏は僕を煙たがったのか、諮問類や何かを相談してくるなどは麻生政権時代は一切なかった。
勿論、その方が良いに決まってる。

ただし、郵政改革に関しては、私は一切ノーコメントであり、現時点でも特別の見解を持っていない。

何度も言ったように、僕は人と人の対立よりも和を望んでいる人間だ。
だから、小泉進次郎君は、そうした物を一切無視し、自民党のシンボルとなることが望ましいと考えている。


布袋:小泉純一郎氏と馬があったので、麻生氏が煙たがったかどうかは、小泉氏と仲のよかった他の議員が麻生内閣でどう処遇されたかを調べればわかるから、もうその話はいいよ。

明神:ではサー、ぼんちゃん、小泉進次郎君の自民党のシンボル…というのなら、やっぱり自民党に鞍替えしたのだ。


ボン:何度も言うように、僕は党派中立・宗派中立だ。
ただ人の和を望んでいるんだ。
それと、諮問されれば条件反射で何かを喋(しゃべ)るだけだ。
いや、喋らされるだけだ。
勿論、自民党だけではない。

昨年頃、「朝まで生テレビ」の録画をみていたときのことだ。
大昔の土井たか子さんが後継者問題で僕に尋ねたときの返答を言ったんだ。
「『日本のフィクサーME』に書いているように、僕は誰から諮問されても、全政党に救済依頼を出している関係で、誠実に返答するよ。
若しくは条件反射で何かを言うことが多い。

土井たか子さんが、後継者は誰がよいか、と尋ねた気がした。
土井さんは暗に、福島瑞穂氏か、辻本清美氏かと尋ねた雰囲気だった。
そこで、僕は福島瑞穂、と言った。

当時の話(既刊の『日本のフィクサーME』で記述済みの話)をすると、テレビからこちらを一切見ていない振りをしていた辻本清美氏が、「なんて、なんて、もう一回言って…。何で、何で(やねん)」と言ったので、びっくりしたよ。
誤解のないように言うけれど、福島瑞穂氏が辻本清美氏よりも能力があるとか、僕好みということでは一切ない。

辻本さん自身で考えたならば分かるだろ。
辻本さんが党首となった場合と、福島さんが党首となった場合で、どちらが当時の社民党が分裂するリスクが高くなったか、を。
要するに敵の数と、まとめ役の問題からそう言っただけだ。
しかも、条件反射で

布袋:条件反射なら仕方がない。

ボン:僕はね、布袋さんが言っていたような、相手を対立させ、そこをつくなんて、そうした馬鹿な世界には付き合いたくない。
相手の対立を誘導しようとか、そうした姑息(こそく)な世界にはね。
政治の争いは、本来、より優れた政策立案能力とそれを実行する力で争うものなんだ。
自党が覇権を握るのが目的ではなく、国民の最大多数の最大幸福の実現を願うのが、政治家の使命感だろ。
誰がそれを実現しても良い。
プロ野球チームの優勝争いではないんだ。



私は、ワインを飲むのをやめ大昔を回想していた。
四十年以上前の話である。
ある縁で選挙活動をしていたことがあった。
そして某後援会に所属した。

某後援会でビラ折りをしていると、候補者が某選挙活動員の側(そば)に来て言った。
「君、ちょっとこちらへきてくれ」、と。
そして人のいない所に連れて行った。
しかし、私のいた場所にはそのときの会話が耳に入ってきた。

会話内容はかいつまんで言えばこうである。

A君のお父さんか親戚の人が対立候補で立候補している。

A君は付き合いで、この人の後援会員として活動をしなければならない。
だが、このときの候補者は、「私に気をつかわずに、A君のお父さんか親戚の選挙活動の方に専念してほしい。明日から、この事務所に来ずに、A君のお父さんか親戚の候補者の選挙活動をしてほしい」と言っていた。
それが対立候補でも。

私が育った環境にはこうした場面が多かった。

そして、私の性格も自(おの)ずとそうした方向になっていった。
その関係もあり、これまでの政権で、総理などに諮問や相談されれば、本気で返答をしていた。ただ人事は条件反射が多い。
しかも、私が党派中立・宗派中立になってから三十年以上の歳月が流れてもいる。

日本のフィクサーME・続編メモ:(三)―4・人事への口出し問題―野田民進党幹事長の例など(次回への予告兼用)。


布袋:要するに、日和見主義で右転回して保守本流になったり、左転回して野党や革新になったりするのだ。

ボン:何度も言っているだろ。
党派中立・宗派中立だって。

明神:ボンちゃんサー、党派中立としても、そうしたアドバイスはよくないと思わない。
ボンちゃんの影響で、アドバイスされた政党が有利・不利になるんだから。
民進党の野田佳彦幹事長、東京都知事選の鳥越俊太郎さんなんかもボンが言ったていう噂が飛んでいるしサー。

ボン:
当然、部外者の人事面への口出しは良くない。
はっきり言っておく。
その点は僕も参っているんだ。
野田君、鳥越さんなどの件は誤解だ。
昨年(2016年)の東京都知事選では、パソコンを見ていて、民主党の候補者欄の画像か記事を読み、やはり「この人くらいかな」と雰囲気で鳥越さんの写真をみただけだと思う。
そういうのを進言というのかね。
言葉にも出していなかった可能性がある。

ところが、鳥越さんが本当に立候補した。
だけど、僕は党派中立・宗派中立宣言をしている以上、誰の応援も一切しなかった。
そして、関学に同一年度に入学した小池百合子氏が当選した。
しかし、それで、僕が何か責任を負う必要があるのかね。
実際に、口にもださず、目で見ただけの可能性もあるんだから。

次に、民進党幹事長に野田佳彦君がなったのも言いがかりに近い。


そこで、私は野田君のときの経緯を話した。
もし、僕に諮問があったならば、条件反射ならばこう言ったよ。

「岡田氏の下で民進党は大きくではないが着実に立ち直りつつある。しかも、政党が割れそうなときには岡田氏型の人間がよい。

だから当然、岡田氏で行くべきだ。
第一、都知事選の敗退で民進党の党首交代ならば毎回民進党は党首交代を都知事選や主要な選挙の度(たび)に行わなければならない。すると、多分、当面の間は半年おき程度になるだろう」、と
この件は、諮問がなかったので言わなかったけどね。

家では独り言でいった。
「何故、岡田克也氏が続投しなかったのか」
「ここで変わったならば民進党はガタガタになるぞ」
その後で「都知事選挙投票日の前日に(岡田)代表の辞任表明などとは聞いたことがない。これは都知事選挙は嘘ではないか」、と。
勿論、これらは言うべきではなく、条件反射的に言ったのではあるが、口にだしたことは、この件では民進党には一切反映されていない

その上で、各政党の都合の良いことだけは、私が進言したような雰囲気を出す。
こんなデタラメなシチュエーションなどはいい加減すぎる。
私が、昨年、条件反射かつテレビにむかってでもない単なる独り言で言ったのは「岡田氏の続投が本道では…」であった。


野田佳彦君については、既に述べた如く、大学院時代に彼の試験監督をしていた。
同時に性格も大変よい性格をしていると考えていた。
そこで、パソコンを見ながら次の独り言をさりげなく言った。

安倍一強体制は民主主義にとって余り好ましくない。
安倍抜きの一強体制も同様である。
安倍晋三氏(2017年8月3日時点62才)が粘れるならば、どうして野田君(同60才)は奮起しないのか。
上記を言ったのが昨年のことなので野田君が59歳か58歳のときである。
50代で隠居でもあるまいに。
しかし、野田君が民進党幹事長にとは言った記憶がない。少なくとも進言類はしていない。

その後で、蓮舫代表の下で野田君が幹事長となった。

ちなみに、彼が総理のときには、大学の指導教官類を通じての関係が深すぎる可能性があるため、アドバイスは避けた。
しかし、見かねて三つだけ口を挟んだ。
消費税値上げのときと、尖閣国有化で中国ともめた時と、TPP問題で彼が苦境に陥りそうになった時の三回だけである。
この三点で何を言ったかは後日情報公開する。(後日の理由はこの文書の構成上の問題でしかない。)

ただし、彼が幹事長時代(この一年間)には、総理のときとは異なり、野田君にアドバイス・進言は一切していないし、諮問も求められていない。
彼が幹事長を辞任することになってから、次の独り言をいっただけである。

この一年間、野田君の個性や特徴が全然今回はでていなかったではないか。
彼の特技は話術である。その話術でマスコミで活躍することもない。
また人望である。
その人望も今回はでていない。
更に、総理経験者のため国内外に相当政財界とつながりを持っているはずであるが、それも活(い)かされていない。
これでは彼の性格が全く生かされていないではないか、と。
2013年5月の中国の旅でも、中国の幹部に伝わるように次のことを言った覚えがある。

「野田君は、確かに思想は右傾化しているかもしれない。
しかし、性格がよい。
彼の人間性を信じて気長に付き合ってほしい」と。

(次回予告)日本のフィクサーME・続編メモ:(三)―5・私の訪中問題の真相―菅直人・野田佳彦、温家宝ラインできまったのでは?

※この中国の旅は、一部情報公開の原稿を記したが、今回のテーマと異なるため、次回へ繰り越し。

(胡錦濤氏、温家宝氏、習近平氏、オバマ大統領、安倍総理、麻生氏、野田氏、菅直人氏、芹洋子氏…など登場で、多くの人が関心を持つかもしれない話。)

なお、この旅は2013年5月ではなく、本当は2012年11月か12月に行くことになっていた。
本来は、温家宝首相(中国)、野田総理(日本)のときに予定されており、安倍政権の時ではなかった。

旅行会社はクラブツーリズムか近畿日本ツーリストではなかったかと思う?。
ところが、私の母の危篤(きとく)、11月中旬の死亡などで延期となり、安倍政権下で訪中となった。
この頃(2013年)の安倍政権下、この中国の旅では当然妨害が幾つもあった。

私の訪中直前には、麻生総理の靖国参拝(2013年4月下旬)もあり、反日感情が高められての訪中となる。

当初訪中予定の2012年11月か12月といえば、尖閣国有化問題が2012年9月であり、反日暴動などが中国で吹き荒れていたときである。

私の中国行きには幾つか目的があったが、(2012年後半には)日中政府の方も別の目的があったと推定されることは次回記すかもしれない。

2017年8月4日 | カテゴリー : 政治経済 | 投稿者 : TAKAMASA HAMADA