政経を語るNo.46・大統領とは―文在寅大統領コメントへの私の見解

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政経を語るNo.46・大統領とは―文在寅大統領コメントへの私の見解。


【更新履歴】

2022/02/20 未明ハンギョレにコメントで掲載。

2022/02/20 16:43 公式ブログに収録。

2022/02/22 00:10頃公式HPで公開予定。2022/02/22 12:14 『2013年の真相』の目次リンク集を掲載(リンクはハンギョレ新聞には遠慮してつけていない)。

 


ハンギョレ新聞の以下にコメントをした内容。
誤字・脱字のみ訂正と、各種リンクを貼り付けた以外はそのまま掲載。
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[コラム]文在寅の暗い遺産、ユン・ソクヨル
登録:2022-02-04 02:39 修正:2022-02-04 08:18
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/42450.html
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(February 20―1)大統領とは―文在寅大統領コメントへの私の見解。

いつのことであったか、盧武鉉大統領を筑紫哲也氏のテレビ番組で見た。会談したような錯覚に陥ったことがある。
盧武鉉大統領と親しい関係にあると噂(うわさ)のあった文在寅氏が2012年大統領選挙に登場したことを覚えている。このときは随分気になった。結果は朴槿恵氏が辛勝(しんしょう)であった。
盧武鉉氏との関係で文在寅氏を気分的には応援していたため、2013年12月の訪韓ではどうなるか、と不安があった。その関係ではあるまいが、訪韓の最後の日は😱かつ(≧Д≦)と怪我をした。日本の👺の関係もあり、真相は闇である。詳細は拙著『2013年の真相』(ブログ掲載も出版前:《2022/02/22 12:14 一番番下に追加掲載。リンクはハンギョレには遠慮して貼り付けていない》)参照。

それから何年かして、文在寅氏が大統領となった後、平昌オリンピック、米朝首脳会談、南北会談…は印象に残っている。

さてさて、ハンギョレ新聞の記者は、いろいろと心情的な板挟みにあったこともあろう。
私はあるとき、ふと思った。
「ハンギョレでもよいし、他の新聞社でもよいが、潔癖な女性記者が登場し、大統領選挙にでたらどうか」と。
だが、すぐにその考えは打ち消した。内政干渉のみならず、大統領・総理大臣・首相というものは自分の意思だけでは動けないのである。自分の考えだけで動ければ、各国の大統領・首相は苦労しない。

違う形で考えてもよい。
民主主義を信奉しているならば、「民主主義社会では自分の思う通りにはならない。それが民主主義である」おまけに民主主義は危険な一面も備えている。ルソーなどが警鐘を鳴らし続けても、ヒトラーは民主主義を利用して登場した。「民主主義独裁」という語句の通りであった。

それを考えると、「おい、君ら誰かでろよ」とは言えなくなる。
後藤田正晴氏が2002年頃「きみは総理を狙っているのだろう」とか、2016年のアメリカ大統領選挙でも何人もの候補者が🤡(ME=私)を指さし、きみが総理をやれ…という雰囲気をしても、私に最もむいていない物が総理とか大統領だと自覚をしていたので完全無視であった。
私も「民主主義は優れた制度の一つ」、少なくとも現時点では「優れた制度」と考えているからである。私はジョンスチュワートミルの影響を受けてもいる(自由論、代議制持論等々を参照。)
同時に、私の如く誰とも仲良くしよう型の人間(私)には無理である。

その他の意味でも、大統領とか首相は自分の意思だけでは動けないのである。文在寅大統領も、在任中、何度もそうした場面や状況に出くわしたであろう。
「それではどうするのか…」については、韓国に籍のない私は韓国の大統領選挙中に何も言うことはできない。

(February 20―2)大統領とは。



ただ、次の三点だけを記しておく。
「左翼は右翼がいるから襟元(えりもと)を正す。右翼は左翼がいるから襟元を正すことを意識せざるをえない」。どちらか一方だけならば、腐敗が更に蔓延するであろう。

私が民主主義運動を開始した頃(1968年)、南アフリカ共和国にはアパルトヘイトがあり、オーストラリアも白人至上主義で「White Only」がまかりとおり、アメリカではジム・クロウ法(Jim Crow laws)の名残が残っていた頃であった。スイスでは女性参政権が認められておらず、韓国では戒厳令がしばしば発動されていた。日本でも各種差別がまかり通っていた。
高校生集会に参加した沖縄の友が、ドルを円に替えてきていた頃である。沖縄は当時は日本に帰属していなかった。在日コリアン差別に苦しんでいた友とか、アフリカ系アメリカ人を父に持つ友とか、部落差別に苦しむ友とか、多くの友と深夜まで語り合った頃である。
その頃を思い出せば、民主主義はわずかながら進化はしているようである

③2012年の訪韓の際には、何か割り切れないものがあり、再度、訪韓し、今度は安重根の記念碑だけではなく、キムチも食べたいと思っているが、どうなることやら…。

まとまりの悪い文書であるが敢(あ)えて修正はしない。それは今、韓国大統領選挙の最中のため、余分な影響を与えないためである。同時に他に書きたいことも今は記さない。

再度言えば、民主主義とは自分の思い通りにはならない物である。すべて自分の思い通りになるのは君主か独裁者のみである。

本日、貴社の記事に三つのコメントをした。
コロナ日本、五輪について、文在寅大統領の話。最後の箇所だけは敢えて2月4日の古い記事の所に書いた。
ハンギョレコメント№22-05


【2022/02/20 16:39追記】

私は今立候補している韓国大統領候補がどんな人かについては全員知らない。同時に、党派中立・宗派中立であり、特定政党を支持することはない。ドイツならばメルケル氏に関心があり、CDUに関心があるのではない。アメリカでも、ミスター・オバマ、ミスター・バイデン、ミスター・ケリーなどを友とよんだだけである。再度言えば、盧武鉉氏の知人であった文在寅氏とは異なり、今、韓国大統領選挙に立候補している人については全く何も知らない。ただ、文在寅大統領へのコメントを読んで、大統領というもの一般についての、私の見解を書いただけである。


2022/02/22 12:10追記

いずれも、PDF内のリンクを直接クリックすれば該当Blogに行きます。
このリンク箇所はハンギョレ新聞のコメント箇所には書いていない。

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2013年の真相(日本のフィクサーME/Part2該当・目次)PDF

http://yasuragiblog.h-takamasa.com/wp-content/uploads/2020/12/debf92068ef590f3ea50c54c15636f70.pdf

(参考・関連原稿群の目次PDF)
日本のフィクサーME/Part2追記編該当:PDF
http://yasuragiblog.h-takamasa.com/wp-content/uploads/2020/12/a3149e4ed0e448a327a77ad548b4c225.pdf

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