政経を語る№26・選挙・議会で自分の意思の通る確率は宝くじ同様。無意味か?選挙がなかった頃を思い出そう

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政経を語る№26・選挙・議会で自分の意思の通る確率は宝くじ同様。無意味か?選挙がなかった頃を思い出そう


(登場語句)#選挙 #アリストテレス #ルソー #サウジアラビア #少女は自転車にのって #女性参政権 #女性の運転免許は禁止 #女性参政権 #アメリカ中間選挙 #オバマ #トランプ #メルケル


2018/11/06 12:48 公開

同一文書を『気が向けば一言・№110』に掲載。:ただし、2018/11/06 12:39に大幅追記をしている。この公式ブログにはそれも掲載している。

(公式ブログ=政経・紀行文、安らぎブログ=教育・芸術、一言=短い文書・既に何かに投稿文書・公式ブログ前の下書き文書等、トラブル・私的ブログ=プライベート類)

2018/11/06 13:35 →更新記録を微修正



大昔、人間の共同体が小さかった頃、物事を決めるとき、自分の発言は大きな意味を持った。集団が二人ならば、三人ならば…いや数十人でも。だが、数千人どころか数万人となると、何の意味も持たない。

百万人とか千万人程度となると、宝くじの当選と同じ確率である。
いや、選挙だけではない。
議会も同様である。
既に、裏で決まったことを、国会・議会の場で適当にドタバタ劇のショーをやっているだけに見えることがある。少なくとも国民の大半には。

政治学を専門としている人ならばほぼ全員がそう思う。
「選挙に行こう」「三権の中でも議会が一番重要である」は、入試のための暗記語句であり、しらじらしい。

だから、アリストテレス(Aristotle:Ἀριστοτέλης :Aristotélēs、: Aristotelēs、BC. 384年 – BC. 322年3月7日)は言った。僭主制、寡頭制、民主制の中で、民主制は一歩間違えると衆愚(しゅうぐう)政治となり、一番危険である、と。

☆☆☆☆☆☆
(※注)衆愚政治(しゅうぐせいじ)mobocracy
腐敗した民主政治形態の一つ。古代ギリシアにおいて,大衆の参加する民主主義は結局愚劣で堕落した政治に陥ると考えられた。なお,近代においても貴族主義者やエリート主義者は同じように考えてきた。

……

浮動的な大衆が政治に参加して無方向・無政策的な決定を行う政治。アリストテレスは民主政治の堕落形態としてとらえ,ポリュビオスも〈政体循環論〉の中で同じ見解をとっている。前5世紀末ペリクレス死後にクレオンら扇動政治家の指導したアテナイの政治が典型とされる。

「コトバンク」より引用。
https://kotobank.jp/word/%E8%A1%86%E6%84%9A%E6%94%BF%E6%B2%BB-76900
☆☆☆☆☆☆

ルソー(Jean-Jacques Rousseau、1712年6月28日 – 1778年7月2日)も皮肉って言った。
「イギリス人民は、自分たちは自由だと思っているが、それは大間違いである。彼らが自由なのは、議員を選挙するあいだだけのことで、議員が選ばれてしまうと、彼らは奴隷となり、何ものでもなくなる」と。(Voters are free only when the election.)
誰もが感じることである。

議会なんて。選挙なんて。…。
選挙の一票→何十万・百万分の一。有名人・著名人の人気投票か。あるいはほらを吹く (brag、boast、talk big)者が勝ちだ、と。

それに対して、私は本日(2018/11/06)の時事更新でサウジアラビアの動画を紹介しながら次のように記した。

☆☆☆☆☆
(3)【特集】⑥映画『少女は自転車にのって』予告編
【浜田隆政コメント】【#サウジアラビア】
2005年に地方議会の初めての選挙が開始
2015年の地方議会選挙から女性選挙権。

「近年サウジでは、女性が車の運転を禁止されていることに対する女性の不満が増大している。11年中にも、運転する映像をインターネットに流した女性が逮捕された後…」。サウジアラビアの参政権について、⑨参照。

⑨サウジアラビアで初めて女性が投票 地方議会選
「選挙、行っても・行かなくても同じだ。何万・何十万・何百万票の一だ。」
「見て御覧。選挙・議会…全く何の意味もないよ。政府・行政が裏で決めているだけだ」
ルソーは皮肉って言った。国民は選挙のときだけ自由である、と。
だが、ちょっと待って。選挙・議会が存在していなかったならば…。
選挙がつい最近まで存在してなかったサウジアラビアの話。また女性に参政権がなかった頃に…歴史を戻してみよう。
私は思う。
誰に投票してもよい。良い候補者がいなければ「良い候補者不在」と書いて投票しても良いし、白紙でもよい。選挙に行くこと自体が議員・知事…を見えざる手で拘束することになるからである。選挙・議会がなかった頃を振り返ってみよう。
……
※時事更新>お勧め情報>公式HP(掲載期間:2018/11/06~11/13)

http://takahama-chan.sakura.ne.jp/custom6.html

☆☆☆☆☆


本年11月6日、アメリカで歴史的選挙がある。
日本人の私がアメリカの選挙が気になることがおかしいか。
通常ならば多少そうかもしれない。
だが、今年のアメリカの選挙は世界が注目をしている選挙である。
結果がどのようであれ、歴史的選挙として世界中が注目をしている。


田原総一郎氏の「朝まで生テレビ」という番組も、テーマは「激論!アメリカ中間選挙とニッポン(仮)」{2018年11月9日(金)深夜1:25〜4:25}としている。
結果を見る前に、田原氏は番組のテーマにアメリカの中間選挙を選んだ。
政治学専門の私も当然注目をしている。
ただし、上記の文章は、アメリカというよりも、日本・世界への呼びかけでもある。
「選挙・議会の重要性は、それが存在していないことを、それが存在していなかった時代を思い出せばよい、と」

そして、(誰に)投票しようとも、投票に行くということ自体が政治家を縛る。それが証拠に、民間企業の世論調査の支持率すら気にする状態に追い込まれている。ときには、支持率改竄(かいざん)誘惑に駆られ…始末である。政府調査でもない、民間企業の数値に…。

選挙は行くこと自体に、選挙に関心を持つこと自体にすら価値がある



(2018/11/06 11:32追記)
この追記文章記述前にTwitter18-306-3(※1)を記述。


一言№110記述後に寝て起きた後の追記を記す。
結論から書こう。
上記内容は大昔から、私が思っているし、独り言を含めて何度も言っている内容である。今、読んでも問題はないし、事実と思う。

自分の一票で社会は変わらない。
まして、単なる有権者は、議会を通じても、自分の意思は反映されないと感じることが多い。
だが、議会や選挙がなかった頃を振り返ろう。
もし、議会や選挙がなくなったならば、あの時代に戻る確率は高い。
だから、議会や選挙の重要性は、それがなかった時代を振り返れば分かるであろう。


それ以外の独り言と本音を追記する。
本年のアメリカの中間選挙は、結果はともかく、世界中が注目をしている。
しかし、私はアメリカの民主党や共和党がどのような政策を主張しているかを知らない。
ドイツのメルケルさんは現在の世界にとって貴重であると思うことがある。
だが、ドイツの■ドイツキリスト教民主同盟(CDU)、■バイエルン・キリスト教社会同盟(CSU)、■ドイツ社会民主党(SPD)、■同盟90/緑の党 (B90/Grünen) 、■ドイツのための選択肢(AfD)…がどのような政策を主張しているかを、現時点では私は知らない。議員についてもメルケルさん以外は知らない。ちなみに、現時点(2018/11/06 12:31)まではメルケルさんがCDU所属かCSU所属かも覚えていない。この文書掲載後に確認予定でいる。
アメリカについても、それと類似しており、詳細には知らない。


次に、具体的個人名を出して独り言で言った内容は以下である。
ミスター・トランプは人が思っている以上に頭が切れる。特に選挙などでは彼は戦略・戦術などが大変うまい。」
なお、次の語句は誤解があったならば困るため、後日、日本のフィクサー・MEでフィクションをいれて解説するが、取りあえず言ったまま記しておこう。
「しかし、何故、彼が大統領に固執するのかが分からない。何のメリットがあるのだろうか。金は既にある。大統領になった時点でもう歴史に名も残した。大統領である間中、彼の行動は制限され自由はなくなる。時にはローマ法王の如(ごと)く自粛を要求される。政治家として人生を捧げる哲学に興味を持っているとも思えない…」
少なくとも、私が彼の如く財産があれば、大統領や首相などには見向きもせずに、自分のしたいことをするであろうと不思議がった。

ミスター・オバマについては、以下の言動をしたことがある。
「彼はまだ引退の年齢ではない。今が一番脂の乗り切った年代である」
本来はこれから大統領になって活躍する年代である。
「彼の性格とエネルギーは、いわばアメリカンフットボールか何かの選手型であり、院政型ではない。」
私の人生を振り返っても、彼の年代の頃はまだまだこれからと思っていた頃でもあった。他方、65才を超えると、知人の死亡などで、死刑執行の日はいつかと…のような感情となることがある。50代ではそうではなかった。
「だが、アメリカの大統領は三選禁止である。…そこで、私は彼を世界連邦樹立にむけて動くように誘導してみようか…」
私は、今、ミスター・オバマの(オバマ自伝・マイドリームを読み終わり、次に)『合衆国再生』を読みかけている。しかし、彼に書いてもらいたいのは『世界・地球再生』という本である。
戦争の抜本的消滅社会である。

詳細は、フィクションを入れながら『日本のフィクサーME・パート5』か『同 パート6』で記そう。ともかく、選挙が終われば、時事更新をはじめ、(我が友・)オバマについてのんびりと、思うままに記したり、落ち着いて、何かの特集もできるであろう。ヤレヤレ😌である。


(※注1)上記大幅追記文書記述前にTwitterに投稿したコメント。https://twitter.com/Takamasa_Hamada/status/1059634410335612928
18-306-3【#一言】一言№110と写真コンテスト応募類→両方とも催眠誘導。
前者記述後、寝て起きて、現在の感想をこれから追記予定。
本音で語ろう。
ただ、今読んでも内容自体は問題ないと思うが、我が家での独り言などの追記を一部する。私は政経類はガラス張り全面公開主義者。
タイトル名も一部変更

同一文書を『気が向けば一言・№110』に掲載。(公式ブログ=政経・紀行文、安らぎブログ=教育・芸術、一言=短い文書・既に何かに投稿文書・公式ブログ前の下書き文書等、トラブル・私的ブログ=プライベート類)

【政治】№110・選挙・議会で自分の意思の通る確率は宝くじ同様。無意味か?選挙がなかった頃を思い出そう