★8月6日広島・9日長崎原爆特集、15日終戦記念日特集~9月3日侵略被害国抗日戦争勝利のパレードを持ち、戦争特集は終了します。
公式HPでは時事英語関連で特集、安らぎHPではトップの歌で特集、8月の歌でも特集しました。
日本の原爆被害のみならず、日本侵略による他国の被害も、公平の原則の下に特集しました。というわけで、当面の戦争特集は9月5日に終了する予定です。
①中国→
中国共産党と軍、政府は3日、「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念式典を北京・天安門広場で開いた。兵士1万2千人による大規模な軍事パレードも行われ、最新兵器を披露した。習近平(シーチンピン)国家主席は演説で、列強の侵略を受けた歴史からの決別と、平和的な台頭を目指すという中国の立場を強調し、中国軍の兵力30万人削減を表明した。
習指導部は1945年9月2日に日本が降伏文書に調印したことを受け、戦勝を祝った3日を「抗日戦争勝利記念日」とし、終戦70周年に合わせて初めて国家的式典を開いた。
習主席は演説で……「中国は永遠に覇権を唱えず、拡張を図らず、自らが経験した悲惨な経験をほかの民族に押しつけることはしない」と平和発展を目指す姿勢を示し、約230万人の中国軍の兵力を30万人削減すると言明した。国際社会に対して、「国連憲章を核心とする国際秩序を守っていくべきだ」と述べた。……
……日本は安倍晋三首相が出席を見送ったほか、大使などの政府関係者も参加しなかった。村山富市元首相や日中戦争で共産党軍に加わった日本人元兵士らが招きを受けて参加した.(アサヒコム・2015年9月3日より引用)http://www.asahi.com/articles/ASH9335FVH93UHBI00C.html
②台湾
馬・総統は世界、中華民国そして台湾の立場から、抗日戦争勝利、そして台湾の中華民国への復帰の意義を説明した。馬・総統は「8年間にわたる抗日戦争は、中華民国を救い、台湾が中華民国に復帰したのみならず、同盟国の第二次世界大戦勝利につなげたと指摘、この勇ましい歴史は70年後の今日になって、ようやく重視されるようになった」と述べた。
馬・総統は、中共が抗日戦争を主導したと主張し、国民政府が軍人と民衆をリードして抗日戦争に向き合った歴史と貢献を無視してきたことについて、遺憾だとすると共に、「中共は抗日戦争に参与したが、主導的立場ではなかった」と強調した。
「財團法人中央廣播電臺」より抜粋http://www.rti.org.tw/
http://takahama-chan.sakura.ne.jp/custom6.html
同上の収録は浜田隆政公式HP⇒お勧め情報>⑤世界と日本の出来事:このページ(Ⅲ)海外からの日本向け動画・サイト>①中国(中国本土、台湾)の下の台湾の箇所にあるリンクをクリック
直にクリックの場合は http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=32411
③日本・菅官房長官「未来志向で取り組む姿勢を
菅官房長官は午前の記者会見で、「政府としてコメントすることは差し控えたいが、関連の動向には注視している」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「政府としては、『過去の不幸な歴史に過度に焦点を当てるのではなく、国際社会が直面する共通の課題に対して未来志向で取り組む姿勢を示してほしい』と考えており、こうしたわが国の考え方は先方に伝えている」と述べました。また、菅官房長官は、記者団が「産経新聞の中国総局の記者に行事を取材する記者証が発行されていないが政府の考えは」と質問したのに対し、「記者の扱いは平等に行うのが民主国家として当然のことだ。大使館を通じて平等に扱うべきだということを中国側に強く申し入れを行っている」と述べました。
NHK NEWS WEB 2015年(平成27年)9月3日[木曜日]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150903/k10010214711000.html
④米国(詳細は4日か5日掲載)
オバマ大統領は声明で、まず「国を守り自由を広げるために太平洋の戦場に散った10万人を超えるアメリカ軍兵士らの究極の犠牲をたたえる」と哀悼の意を示しました。
そのうえで、「戦争の終わりは、日本との関係の新たな時代の始まりだった。かつての敵どうしが、アジア、そして地球規模で共通の価値観のために協力する強固な同盟国となったことは、和解の模範だ」と称賛しました。そして、「アメリカと日本のこうした関係は、今後何十年と続いていくと確信している」として、日本と今後も緊密な関係を維持していく考えを強調しています。
オバマ政権としては、戦争の歴史を乗り越えて和解することは可能だというメッセージを込めることで、軍事パレードを今回は初めて「抗日戦争の勝利を記念する」として行う中国をけん制するねらいもあるものとみられます。
NHK NEWS WEB 2015年(平成27年)9月3日[木曜日]