日本のフィクサーME・続編メモ:(二)・党派中立宣言と伊勢志摩サミット協賛の裏話―2

日本のフィクサーME・続編メモ:(二)・党派中立宣言と伊勢志摩サミット協賛の裏話―2

《全箇所共通注意事項》

(1)著作は、原則として、十二回の見直しをして作成している。
(ブログは、通常、一回程度の見直ししかしていない。)
今回の原稿は、この十二回の見直し以前の単なるメモである。
そこで、作品時点では大きく様変わりするであろう。
それを頭に入れて読んでいただきたい。

(2)この文書は、故意に嘘(うそ)を10パーセント程度いれている。どこが嘘かは公開できない。善良な第三者に迷惑をかけないための措置である。
総論として、この文書はフィクションとして書いている。

(3)『日本のフィクサーME』登場人物のキャラクターなどは以下を参照願いたい。
安らぎ文庫>>6-1・『日本のフィクサーME・下』《『日本のフィクサーME』登場人物の紹介》
http://h-takamasa.com/book-01/custom57.html

◎風景描写→字数の関係で、メモではごく一部を除き風景描写は原則として大きく省略する。

※今回から、以下本文の青字はクリックすれば、ウィキペディア等にリンク。

(If you clicks a blue character,a blue character will link to Wikipedia etc.) 



二・党派中立宣言と伊勢志摩サミット協賛の裏話(2)


《◇―3・サミットでの反応》

ボン:ちょっと待ってほしい。
それならば、素直にそう言い、今回はおろしてもらいたい。
ボクは、無料で(ボクの労働力商品代価をゼロと換算された上で)やらされている以上、この話はなかったことにしてほしい。

それに、G20のときの中国を御覧よ。
ボクが日本に要求したことのほとんど全てを実行した。
否(いな)、ボクが日本に要求していたこと以上だよ。
ロシアは準備時間がなかったにも拘(かか)わらず、相当、満たしていた。
日本だけが、ボクの持っているイメージに合わせてこなかった。
ボクの書いた通りの「さくらさくら」の演出をすれば世界は驚いたはずだ。

一番重要なことは、今回の日本以外の国は相手国からの依頼で作成しているのではなく、僕の意思か僕の合意で作成した。だから相手国の自由だ。日本の「水色のワルツ」も同様だ。
だが、今回のサミットに合わせての「今月の歌」は僕は断ったのを、既に述べたように、OKするまで半拷問で強要され、作成したのだ。


布袋:しかし、少し面白いのもあったよ。


ボン:
それは外国に助けられたのだ。
もう途中から「さくらさくら」で調べるのはやめた。
「Sakura Sakura」で調べた。
すると、幾つか面白いのがでてきた。
歌の特徴も、外国人の方がつかんでいるようにすら思えた。
「荒城の月」も後半は同様だ。
「Ko jo no tukki」か「ruin over the castle」で調べる方が多くなった。

それでも「さくらさくら」は大変だった。
本当に海外さまさまだった。
日本では由紀さおり姉妹には感謝している


はかせ:そんな状況では全部おやめになされ!


ボン:ボクもそう思ったときが何度もあった。
全体的に官僚が親方日の丸型でつくっているのじゃないかという妄想に襲われた。
芸術ではなく、ただ「つくればよいのでしょう」型でね。

それに、「今月の歌」自体が、やり甲斐(がい)があるときもあるけれど、時間を取られすぎて廃止を考えたことも何度もある。
やはり、誰でも、他人が作ったコンテンツを利用するのではなく、自分でコンテンツ(作品)をつくりたいからね。
僕は、カメラ技術も、パソコン技術も、その他の技術も一応持っているから、人のを拝借するのではなく、自分で作品を作りたい願望は強い。
この二つ、つまり他人の作品拝借選定時間と自分の作品作製時間が時間というパイの取り合いをする訳だからね。
日本特集から、その思いは強くなった。


明神:でもサー、「さくらの月(Sakura no Tsuki)」というコンテンツはよかったよ。
あれのどこがよくないの。


ボン:確かに、あのアイデアは感心した。
トレーニングやかけた時間も感心した。
アレンジもよかった。


布袋:それは日本政府のおかげだよ。


ボン:確かに、ボクがあの歌を褒(ほ)めたときに、テレビに安倍総理が登場し、あれは私が指示したという振りをしていた。
しかしね、笑ってはいけないよ。
あのコンテンツの歌手は、ボクは、オジョウではないかと思ったのだ。
安倍氏ではなく、オジョウは何か(昔どこかで見た)歌手というか俗に言うアイドルを連想させるときがあるのだ。
だから、オジョウがボクとタイアップして協力してきたのじゃないかと、今でもそう思っている。
しかし、安倍総理は自分が提供した振りをしていたから真偽(しんぎ)は不明としておこう。


はかせ:でも、ボンさんはお人好(よ)しですな。
ボンさんがあれをしても、一円も入っていないのでしょう。
ボンさんは、私以上に仙人ですな。
霞(かすみ)を食っていきている訳ですな。
霞ヶ関相手ではそうなりますな。

▼(解説挿入部分)▼


当時は、コンテンツが今一つのため、それを補う策を練っていた。
そこからでてきたのは、G7各国で演奏された「Sakura Sakura」と「Kojo No Tsuki」であった。徹夜及びほぼ徹夜の日々も続いた。
ともかく、別企画を出さないとどうしようもない。
日本特集をすると予告をしても、まともに対応してこない。


そこで、先に韓国のアリラン特集をした。韓国へのライバル心が強い日本がこれで蘇(よみがえ)るだろうと。
だが、相変わらずである。その次のブラジルも新鮮味があった。それでも駄目である。

私が無理な注文をしているのではない。ロシアや中国は見事に応じてきたし、韓国も同様であった。


第一、私は本来ならば注文をださず、コンテンツがそろわねば、該当国をパスし別の国に移動する主義である。

それも封じられたため、やむを得ずの注文である。

それでも駄目で、やむなく別企画G7該当国の「さくらさくら」と「荒城の月」特集を今月の歌・今週の歌と別企画で行った。
☆☆☆
☆☆☆拙著「安らぎブログ」の参照。
今月の歌から世界の歌へ(11)・2016年4月~5月の歌・日本―「さくらさくら」と「荒城の月」を振り返って
http://h-takamasa.com/Blog/?p=9273
☆☆☆
▲(挿入部分終了)▲

布袋:サミット当日の反応は


ボン:
「あいうえお。
あかさたな、
はまやらわ!」、だ。


明神:ボンちゃんサー、どういう意味。
感謝状とか、褒美(ほうび)をもらったのだろ。
隠れてサー。
少し、僕にもお裾(すそ)分けしてくれよ。


ボン:逆だ。
テレビを見ると、安倍氏が、「(そこまでやられたら)僕の立場がなくなるだろ」って感じだ。


ママさん:まあ、あきれた。
何、先生、それ。
近所の駄々(だだ)っ子と同じではないの。
自分で頼んでいて、お礼も言わないって。


はかせ:
おやおや。
安倍様は、教育基本法を改正された方ですぞ。
しかも、そうしたものの本質には朱子学儒教が土台にあるのですわ。
「礼」とか「義」に反していますぞえ。


布袋:では安倍氏は口では教育だとか、道徳だ、と言いながら、実態は反道徳主義者だ。
最低だね。
口とすることが違うのでは。


明神:「義を見てせざるは勇無きなり」とは逆の人間だ。
現代っ子そのものだね。
でもサー、オバマ大統領だけが手をふっていたね。


ボン:多分、オバマ大統領は全部知っていたのじゃないかな。
安倍総理などが頼んでいて、いざ、本番では「私の立場がなくなる」というのは卑怯(ひきょう)だ、と。
それとも、別の意味かは不明だ。


ママさん:でも卑怯(ひきょう)ね。
本来ならば、先生にお礼をすべきところを逆に「自分の立場がないって」のは。
私、そんな人は知らんわ。

▲(解説挿入部分)▲

実際に、中国、ロシアでも相当入れ込んだけれども、中国の指導者などは、私が熱心にしたと言って、私に八つ当たりすることはなかった。当然である
まして、今回の日本は自分で頼んでいて。
私はこの頃から、徐々に安倍氏の相手は無理と考え出していた。


「右を向いてほしい」と言うので、右をむいてあげたら、「駄目だよ。右を向いては」、と。
では下を向こうか。
すると、「下を向いては駄目だよ」
では左を向こうか。
「駄目だよ、左を向いては駄目だ」
もうややこしいので無視をしようか。
「どうして、僕のことを無視するの」、と。
これでは話にならない。


これは思想や主義の問題ではなく、教育の問題である。
まさに、日本古来の道徳と逆を行く人間であると思った。

(後のことではあるが)2017年8月3日の内閣改造時には、野田聖子氏始め数人にアドバイスをしておいた。

「君らが頑張らねば内閣支持率は上がらない。

しかし、頑張りすぎ、安倍総理よりも人気がでると、大変なことになるぞ」、と。

私は、むきになって怒るのを避けるため、「ぼちぼちでんなのハイボール」を飲んだ。

すると、「ばばあの願い」を飲んでいた布袋さんが尋ねた。

▼(挿入部分終了)▼


布袋:ボン、それは今月の歌の方ではなく、ケリー国務長官の広島行きや、オバマ大統領の広島行きに絡んでいたのではないのかい。
あれはボンが仕掛けたのだろ。


ボン:誰の影響でオバマ大統領が広島へ行ったかは不明だ。
ただ、オバマ大統領などが、広島行きを僕の功績にしたかったような行動を結果としてしていたかもしれないことだけが事実だ。


ママさん:それは、先生。
先生が代議士や総理になるのを後押ししようと思われたのではないの。
先生、議員になる気あられる。


ボン:あのね、政治家になりたがるのは政治家だけなのだ。
チャップリンも、黒澤明氏も、ベーブ・ルースも全盛期や活躍できるときに政治家にはならないよ。
同時に、僕は自由の身ではないからなれない。
さらに、自由の身ならば、芸術を含む作品づくりに専念したい。

ミスター・オバマはいいよ。
彼はまだ56才になりたてだ。
55才で大統領を辞めたのだ。
47才から55才で。
第二の人生が55才から始まる。

僕の場合は今年の11月で65才だ。
これから8年議員とか大臣をやると73才だ。
すると別のしたいことができなくなる。
既に、本格的な作品づくりが終了していたならば分かるが。

第一、自由の身になることが先だ。
マンデラも、金大中アウンサンスーチー氏も大統領などになって自由になったのではなく、先に自由になっている。
だから、自由が先だ。
それ抜きでは取らぬ狸(たぬき)の皮算用だ。

ミスターオバマの広島行きの話は続編メモ五で行うけれど、結論から言えば、オバマ大統領はノーベル賞受賞のときから広島か長崎行きは決定していたと思う。
ただ、機会をうかがったり、あるいは日本かアメリカの外務省関係からストップがかかっていたりしだけだと思う。
詳しい話は第五でするよ
そのときに、何故、僕の貢献になるように見せたのかをみんなで検討しよう。


明神:ボンちゃんサー、あの話かい。
確か、2016年4月6日頃に岩国に行く予定だったのがサー、ボンちゃんのもう一つの母校・関学に4月4日に行き、近くの山で怪我(けが)をしたときの話だね。
怪我の関係で、岩国行きを数日か一週間ほど延期する気だったんだってね。

でもサー、今から考えると延期していたらサー、ケリー国務長官の広島平和公園行きが4月11日だからサー、ボンちゃんがサー、延期していたならば、順番が狂ったね。

ボンちゃんの岩国行き(4月6日と7日)、次にケリー国務長官の岩国空港から広島平和公園(4月11日)、そしてボンちゃんが予定外の岩国城に行けば、ケリー国務長官の予定外の広島城訪問…が。
その後、オバマ大統領が…だからね。


ボン:しかしね、僕の岩国訪問との関係を強調されると、トイレまで尾行がついてきだした感じだ。
勿論、立ちションなんて、夢のまた夢だよ。


はかせ:何と。
立ちションができないとは、これは大変だ。
しかしね、これは単なるジョークでごわす。
ボンさんは、オバマ大統領の名称をこう書いたのでしょう。
☆☆☆ ☆☆☆
☆☆☆総合案内所冠婚葬祭等ブログ☆☆☆
Rightness Justice Clever Jokeful Obama!
http://yasuragiblog.h-takamasa.com/?service=7027
「思い出メッセージ・オバマ大統領:Mr. Barack Hussein Obama Jr」より抜粋。
☆☆☆ ☆☆☆
☆☆☆ ☆☆☆
物事は簡単なことでごわす。
一言で言えば「ジョーク(冗談)」、と。


ボン:確かに、ミスター・オバマはジョーク好きだ。
彼のジョークは面白い。

しかし、重いジョークが時々あり、そのときにはつかれることもある。
英語で書けば「Tired(タイアド)」。
だから二度やられると、リ「=Re」(再度)がついて、こちらは「リタイアド(re-tired)」となるのだ。

訪米の裏話などをすると分かるよ。
もっとも、ミスター・オバマはまだ知らないかもしれないけれど、ミスタ・ケリーはオバマ大統領の広島訪問のときに、僕の訪米の裏話などを少し聞いただけで、大笑いしていたけれどね。
僕も今だから笑えるけれど、当時は大変だったよ。

そこで、本年オバマ大統領辞任と同時に僕も政経から手を引く(リタイアする=retire)と宣言していたのだ。
ところが、この始末だ(安倍総理などのおかしな攻撃的な様相だ)。


ママさん:先生、なしたらこと言われる。
相手は前大統領様よ。
それに、先生、安倍晋三総理に、怒られ。
先生も、怒りの途中でジョークを言われたら、義憤がワヤわわ。


ボン:いや、この『日本のフィクサーME』はおもしろ・おかしくく書く予定の本で、シリアスな本ではないから良いのだ。
怒りの部分は、フィクションではなく、ノンフィクションの「閉じた窓にも日は昇る・パート2」とか、その他の本で書くよ。
安倍総理や政府への怒りの部分はフィクション抜きのノンフィクションで書かねばやっていられないよ。

ただね、ミスター・オバマは今考えると感心するところがあったね。
思いやりもあるし、安倍氏よりは義理がたい。
それときめ細かい所に気がつくし、そうした点に配慮をする。


布袋:オバマ前大統領は見ていると融通がきかず、少し頑固な気がしたけれど、違ったんだね。


ボン:確かに、ミスター・オバマは自分のポリシーについては簡単に妥協しない。
しかし、政策と無関係な人間関係では、いろいろな所に気配りがあるのだ。
今上天皇とか美智子皇后は気がついていると思うよ。


明神:ボンちゃんサー、でも安倍氏の関係で、いろいろな所で忖度(そんたく)があっただろ。


ボン:逆だ。その話は次回しよう。
次回は、宿やフィールドワークなどの安倍政権以前と以後の比較、さらに罠(わな)・脅し・忖度(そんたく)などを記す予定でいる。
オバマ大統領の話も少し入るかもしれないが、オバマ大統領、ケリー国務長官ケネディ大使の話は日本のフィクサーME続編メモ五でおもしろ・おかしく語りたいと思う。
安倍氏の箇所とは切り離し、楽しく思い出したい。


布袋:ボン、その頃どこかから何かの理由(総理様への忖度の影響)で金が入らなかったの。


《次回へ続く》